マッカラムのサーフボード。
奇抜なアウトラインや予想出来ない組み合わせのボード・デザイン。フラット気味のデッキからレッルが一気に落ちる大胆なチャイムド・デッキ。一見ボリュームが有りすぎる様に見えるレールデザイン。ボトムのコンケーブやコンベックスの絶妙なアレンジ。ボードビルダーを唸らせる絶妙なフィン・セッティング。そのどれもが計算されていて、素晴らしい性能に繋がっている。その性能は、日本はもちろんカリフォルニアほか様々な所でプロやフリークに絶賛されている。
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それだけが魅力ではない。クオリティーが高いからこそ美しいティントやオペイクのソリッドカラーはもちろん、今や何処を見ても同じ技法のボードを目にする事ができるカラード・ホットコートを定番化したのはジェフがオリジナルだ。また同色でも毎回微妙に変えてくるカラーの出し方、大胆ながら絶妙なベースカラーとピンラインなどの組み合わせなどもジェフのクリエイティブな感覚を良く理解出来るところだろう。そして最近始めたレジンパネルは、メタリック系のカラーを活かした独特な技法となっており、その美しさが際立っている。
今日もボードチェックに入らしてくださった常連の I 様。割烹の素敵なお店を経営されていらっしゃるのだが、このカラーリングを見て「完全に和の芸術の世界だね〜。」「このボードを器に見立てて刺身を盛りつけるイメージが湧いてくるよ。」とおっしゃっていたが、自分も漆器の陶芸のようだと思ってみていたので、思わず納得してしまった。
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見た目も乗り味も素晴らしいマッカラムのサーフボード。２０１５年のビッグチェンジに合わせてどうなってしまうのか。気になる方は今の内に手に入れておいた方が良いのかもしれない。。。
