今回のトリップ中は、ちょうど日本向けのボードをラミネイトしている週と重なっていたため、来週末から再来週に入荷予定のボードを画像におさめてくることができた。シェイプド・ブランクスにラミネイトされることで色鮮やかになり、グロスレジンがのせられることでそれぞれの色に深みが増し、木目が綺麗なフィンが立てられることでより立体的な造形美が感じられる。シェイプはもちろんだが、それ以降も様々な行程を経てひとつひとつのサーフボードが作り上げられていく。そしてそれぞれの行程にそれに長けたクラフトマンが携わっているのである。マッカラムのサーフボード工場は、今やサンディエゴの多くのシェイパーからラミネイトのリクエストが絶えない。クリヤー、サンドフィニッシュ、そしてプラグ仕様のサーフボードなら効率よく量産する工場はいくつもあるようだが、レジンによるカラーワークやオンフィン、そしてポリッシュ仕上げとなるとジェフの工場は今やサンディエゴでも最高のクオリティーを誇ると評判になっているようだ。ジェフ自身が自分のブランドのクオリティーを考え、自ら小さなサーフボード工場を構え、マッカラムのサーフボードを納得のいくものにしてきたことが、結果としてこうした評判になっているということは、マッカラムのサーフボード自体が素晴らしいクオリティーであることを証明しているのではないだろうか。
画像は工場で撮影してきた進行中のサーフボード。
スクエアーボードらしいグラデーションは
ラミネーターに高いスキルがあってこそ出来るものである。
6'0" L*7
Stock
複雑な工程を経て作られるフレックス・テール
7'6" Flex Egg
Custom for Mr.YB
カラーリングが美しい
5'8" J Jr.
Custom for Mr.MN
ややしぼられたスクエアー・ボード
8'0" L*7 ll
Custom for Mr.ST
眩しいほどに鮮やかなカラー
6'10" Step Up
Custom for Mr.SZ
+
5'8" L*7
Custom for Gre
斑に色や消したオールドボードの様
5'10" WU (MOD)
Stock
画像はないがジェフが本人用にする予定だったボード
5'11" Round PDX
Stock
今週末は遅れているオンラインストアーの作業、そして別部門の遅れをカバーしなければならないためノーサーフ。本日土曜は13時〜17時くらいまでショップにおりますので、お近くにいらした際はお立ち寄りください。