9/07/2015

Sunrise from the Highest point of Tokyo***



東京都最高標高地点のサンライズ
雲取山山頂
標高2017m
 天気図や天気予報を入念にチェックし週末は山行に決定。海は17号のうねりを期待しつつお預けに。目指すは奥多摩の雲取山。
 土曜日は早朝の電車とバスを乗り継ぎ鴨沢登山口へ。前半2時間ほどの単調な樹林帯の登りは、思いの外身体が重くテンションが上がらず仕舞い。後半幾つかある急登部も足が思うように上がらない。山頂では雲が多く全く展望もないので、ここでコーヒーやランチという気分にもなれず、そのまま20分ほど反対側へ下って山荘へ。コースタイム5時間40分のところ、体調が良くない中休憩時間25分を入れて4時間50分なので、悪くはないということで。。。(距離12km、獲得標高差の振り1483m、下り199m)
  紅葉シーズン前ということもあり、土曜日ながらもそれほど混雑もしておらず、20畳の部屋にソロの男性6名と広々。バーボンを一杯ご馳走になりながら、皆さんと楽しい夜を過ごさせていただきました。

 午前3時過ぎにいったん外をチェックすると薄い雲の合間から月が輝いている。山頂で日の出を拝めそうな気配なので、予定を早めて5時の食事を平らげ即出発。ヘッドライトをつけ20分ほど登った山頂では、ちょうど日が出たところ。

気温がまだ低い上に強風の中ながらも、その美しさにしばし見とれてしまい、落ち着いて見渡すと周りは雲海に埋め尽くされています。

 振り返れば、富士山も。少し遅れて出発したハセツネランナーのTさんと山頂でしばらく写真撮影タイム。



その後も小雲取山山頂から、尾根道からとシャッターは止まらず仕舞い。やがてTさんはひとつ早いバスを目指し走り去って行きました。自分も右膝を庇いながらも軽快に下り込みましたが、途中、小クマに遭遇(距離は50mほどありましたので、気付かれる前にすっと後退)などのアクシデントもあり、下りの時間は3時間25分(コースタイム4時間、また20分ほどの休憩やロスタイム含む)。最後は右膝がギリギリな印象でしたが、ポールのおかげもあり気持ち良い満足感の中、無事にゴールできました。(距離12km、獲得標高差登り199m、下り1483m)帰りの電車でもTさんやSさんとご一緒させていただきました。またどこかの山か山荘で、みなさんとお会いできる日を楽しみにしています。
 体調から今までで一番厳しい登りとなった初日。二日目は体調も戻り、さらに景色に元気をもらい、最高の気分での下り。(クマという生き物がいかに身近に存在しているのかを実感したりもしましたが。。。)体幹に常にフォーカスし、脚の使い方を意識しての山行。身体にはもちろん、メンタルなど様々な面で自分にとって良いトレーニングになっています。今回の山行が、次回の海でどのように作用するか、今から楽しみです。