8月の渡米からずっと大切に温めていた、ひとつのストーリー。
今ではカリフォルニアへ年に数回足を運ぶ様になった。そんな中でジェフ・マッカラムとの運命的とも言える出会いがあり、その延長線上にジョシュ・オルデンバーグ、さらにボブ・ミツベンとリック・クローとのリレーションシップもあります。これも一重にジェフと自分の深い信頼関係と、嘘偽りのない真心を込めたサーフボード作り及び販売方法を貫いてきたことから得られた、信用と信頼があるからこそだ思っております。
これからも、こうしたカリフォルニアのシェイパーが作り出す魅力いっぱいのサーフボードを皆さまのご紹介し、できる限り好みに合うボードをセレクトして乗っていただく大切な橋渡し役を全うしていきたいと思います。
自分などまだまだカリフォルニアのほんの一部しか知らない若輩者ながらも、自分を通して伝えることのできるカリフォルニアのサーフィン文化や、サンディエゴのサーフボードビルダーの今を、皆さまに可能な限りお伝えしていくことが、これから大切になっていくと考えております。サタデーズ代官山のヴィンテージ・イベントで私のコレクションを使って頂いた事や、雑誌ファインを通してビンテージ・サーフボードの記事を書かせていただいていることもその一環だと考えております。雑誌では毎号自分のコレクションより個性的な1本を取り上げそのお話をさせていただいているので、興味のある方は是非ご覧になってください。更に、よりリアリティーのある方法としてサンディエゴのボードビルダーと日本のボードビルダーの交流の機会を作り、異文化交流の場を作ることができたら素敵だなどとも以前からずっと考えておりました。
2015年8月、ついに自分の思いを一つの形にすることができたのです。
ジョシュ・オルデンバーグ
ケンジ・コウノ
二人のストーリーをこれから時間をかけて少しづつご紹介していきたいと思います。