先週は山友と今年最後の北アルプスへ向かう予定でしたが、低気圧の発達に伴う前線通過により悪天候の予報に変わってしまったため、無理せず来年へ延期とすることに。結果予定を変更させていただきご迷惑をおかけいたしました。
ということで、先週のお休みは南房総の海の家へ。(木曜っは一日自宅でリモートワーク)新しいマッカラムの6’10”スティンガー・フィッシュ・ツインザーと’95のホビー・フィル・エドワースを積み込んできたので、早速ワックスアップ。
初日金曜、まずはマッカラムの初ライド。ちょっとクセのある波でしたが、このボードのポテンシャルはしっかりと感じ取れました。6’10”ながらマッカラムらしいボリュームバランスから生み出されるドライブ&フローが気持ち良く、ドームデッキのレールはチャイムデッキとは一味違って面白いですね。スティンガーのインパクトあるアウトラインですが、乗り味はとても好印象でした。フィンをなくしてボードチェンジでしたが、今度はより綺麗な波で乗ってみたいですね。
急いでミツベンのニューモデル6’9”ストリームラインド・ミニシモンズにチェンジ。クワッドで乗ってみると、バランスの良いクワッドの乗り味にツインザーの面白さとは違った安定感のようなものを覚えましたが、風の影響から一気にコンディションが悪くなりこのフィのサーフィンは終了です。
土曜の朝は、1995年製ホビーのフィル・エドワースでサーフィン。このボード、実はいつも海でご一緒する海友が、1995年に2本目のサーフボードとして買ったものだったのです。巡り巡って28年後に自分が乗っていることに、この日もファーストオーナーとサイドサプライズ。ついついロングボードと思ってしまうのですが、通常ロングは9’6”〜10’オーバーに乗る機会が多いため、ちょっと不思議な感覚でした。波も小さく性能を感じ取れる波は数本でしたが、スムースさとスピードを少し感じ取ることができました。差し込み式のOfフィッシュが面白く、2+1で乗ってみましたが、今度は少し大きめのシングルフィンで乗ってみたいと思います。
画像は槍ヶ岳山荘グループのブログより
ありがとうございます
先週山行を中止した北アルプスでは、強烈な風を伴う暴風雪に襲われ、標高3000mクラスでは吹き溜まりで1mを超える積雪。さらに2000mのところにある山小屋でも雪が積もるという、過去に例のない程の積雪となったようです。遭難もあったようですが、気象情報がしっかりとしている中、技量にあった山行はもちろんですが、中止する勇気が大切になってきますね。
今年の北アルプスでは、満足できない山行が多かったこともあり、自分は一人、今週に北アルプスにリベンジに向かいたかったのですが、雪はだいぶ少なくなったとはいえ、稜線では雪や凍った箇所が予想できることから、ただでさえ危険なコースに無理に向かいことは断念しました。
そして、雪の降っていない、標高差があり、ある程度の難易度がある山ということで、明日明後日の二日間で山梨県にある甲斐駒ケ岳に黒戸尾根から登ることにしました。もう何度も登っている山ですが、季節によって、天気によって、そしてその日のコンディションによって、見える景色は全く違ってくるので、自分は好きな岩稜帯のある山に何度も登ってしまいます。
天気予報は心配のないものですが、ソロでのこの季節の登山ですので、ビバークや雨の対策はもちろん、雪の準備もして、ミスのないよう丁寧な登山を心がけていきたいと思います。
Keep Surfing & Keep Climbing!!!