程よい波が各所にありそうな千葉湘南エリアの週末。肩の痛みを気にしながらも土曜の早朝東京を発ちいつもの海へ。
まずはたった今ワックスアップしたばかりのニューボード「McCallum 5'9&1/2" Pinnacle Egg」で入水。
ポインデクスター譲りのアウトラインは幅をグッと抑えてスマートになり、チャイムド・デッキの中にはSデッキが施された結果、ステップノーズ＆ステップテールの流れる様なラインが綺麗なボード。カラーリングもいつもながらアーティスティックで美しいのだが、MCCALLUMと打たれたステイプラーがデッキに無造作に貼られている所が何ともユニーク。肝心の乗り味はというと、肩痛と今ひとつマッシーな波のため本領発揮とまではいかなかったが、数本よく張ったフェイスを走る加速感はマッカラムらしく気持ち良い物であり、細身のアウトラインが サイズのあるホローな波への期待度を高めてくれるのを感じる事が出来た。
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潮が大きく動くためいったん家へ行って肩を休め、夕方もう一度同じポイントへ。潮の動きに合わせ多少のサイズアップも期待できたが、間違いの無いミッドレングス「McCallum 8'1" N.O.」をチョイス。さらに良く日曜の朝もサイズの小さなビーチブレイクでこのボードが大活躍だった。
夕方は２カ所のピークでこのボードの魅力を堪能。規則的に崩れる小さなホローウェイブでは、ダウン・ザ・ラインのスピードを生かしてヘッドディップしてみたり、フェイスを上下に動ける波では、程よいコンベックス、テール丸いラインとクアッドフィンが面白いように動いてくれる。翌日のビーチでも、早いテイクオフから、長さからは想像できない様なクイックな動きで不規則に変化する波に合わせて動けるのが楽しかった。
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最後は半ば無理矢理の「Kookbox 5'6" Jeff McCallum Fish」。
かなり厳しい状況でも数本セットの波でアップ＆ダウンやカットバックなども出来、通常のツインキールとはひと味違ったこのボードの面白さをちょっとだけ体感。ボリュームのあるレールもシモンズ譲りのスクープノーズが効いてターンも軽く、動きもとてもバランス良いボードである。
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土曜の夕方腕をどう使えばいたくないかを考えた結果、派手なワイプアウトさえしなければ、ほぼ痛みを感じない術を知ったため、土曜の朝以外は思いの外快適にサーフィンが出来たのが嬉しかった。どんなコンディションであれサーフィンが出来る事に感謝したいと怪我をするたびに気付かされる。皆さんも怪我のないように。
