11/13/2012

fishing port***

 先週末の土曜は、昼前から3時頃までサーフィンを楽しませていただいた。サーフィンをすれば当然パドリングも必要であり、まだ完治までは時間が必要な左肩は痛みが増す。また先週末からはサーフィン後右肩にも若干の痛みを感じている。そんな事もあり日没まで海に入る事は止めて、夕暮れ前の港を散策。
 普段サーフィンをするとき眺める景色とは違い、漁をする人々の生活の一部を目にする事が出来る。漁師や漁協の皆様の邪魔にならないように歩きながら、篭を埋め尽くす使い込まれた網や丁寧にその手入れをする年配の漁師、船を引き上げるための油の匂いが染み付いたウィンチやワイヤー、係留され次の出向までの間静かに休んでいる船、さらに漁協では魚を入れるためのタンクに手入れをする人々が、夕暮れの日差しに照らされているのをゆっくりと眺めていた。間も無く訪れる寒さが身にしみる季節を前に、まだ暖かな夕日はそんな景色を色鮮やかに包み込んでいた。海から上がって慌ただしく町に戻るのも良いが、時には港や朝市などを散策していつもと違う海との触れ合い方をしてみるのもいいのではないだろうか。
 この晩行きつけの食堂で頂いたお刺身やなめろう。何となく夕方見かけた日に焼けた年配の漁師さんの笑顔に感謝の念を抱きながら口にすると、いつも以上に美味しくてとても幸せな気分になった。