間も無く半年になろうとしているインピンジメント症候群の肩。ストレッチとリハビリのトレーニングで弱まる痛みと広がる可動域も、週末のサーフィンで元に戻ってしまう繰り返し。しかもこの週末は3時間弱のサーフィンで右肩は痛みで動かせなくなり、カバーしている右腕にまで軽い痛みが戻ってくる状態。この冬は波の状況を見ながら海に入る回数を調整して肩の回復に努めた方が良いのかもしれないと思えてきた。
*
*
*
雨と風が強まる予報の土曜日、肩の状態もあり海へ向かう事は避け読書に勤しんだ。そして風が北に変わった日曜、程よくサイズのあるお気に入りのポイントへ。いよいよワックスアップした Josh Oldenburg 5'8" Essex 。どことなくシモンズを思わせるアウトラインも20インチと細身の幅とショートボードのロッカーやレールを程よくアレンジしたクアッドなので、早い滑り出しからとても素直で気持ち良いターンやカットバックができる。今日初めて乗ったボードとはとても思えない程に、乗り手の意のままに動き加速してくれるボードのようだ。7’0”のミッドレングスと5’5”のエセックスに乗っていらっしゃる常連様からも同様のインプレと満足度の高い感想を頂いていた事から、ワクワクしながら車に積み込んだが、やはり納得の乗り味だった。
マッカラムのボードが大胆でワイルドな印象ならば、オルデンバーグは流れる様ラインが美しい印象と、ジョシュがマッカラムを師事しながらも全く異なった個性を演出しているところが面白い。もちろんどちらのシェイパーのボードも素晴らしい性能をもし合わせている事はこのブログでも紹介してきた通りである。シェイパーとして自分がどんなボードを作り出していけば良いか、そしてどのようなブレンドが自分のスタイルなのかをしっかりと見つけ出したジョシュのボードは、魅力に溢れている。ジェフ・マッカラム&ジョシュ・オルデンバーグ。彼らとじっくりとボードの話ができる12月のサンディエゴ行きが待ちどうしい今日この頃である。