昨年の10月に行ったメンタワイトリップ後、2度目のサーフィンで肩の痛みがマックスになり手を挙げる事が全くできなくなってしまった。衣類を着脱するのも辛い程の激痛も、その後しばらくの間安静にする事で動かさなければ問題ない程度に落ち着いてきた。ただし可動域が飛躍的に広がる事はなく腕を回すとこなど不可能なため、無理して長引かせてしまうよりも大事を取りしばらくサーフィンは休む事にし、日々のストレッチやリハビリに励んで肩の復調に期待をした。
その甲斐もあり年末にはサーフィンにトライできそうな程に回復してきた。サーフィン納めの大晦日、そして新年の初日の出サーフィン。この二日間は短めのボードでサーフィンした事もあり、ダックダイブやパドルしていると時折右肩に痛みが出たりしたが、サーフィン後の肩の保温とマッサージなどの効果もあってか持続的な痛みなどは一切無かった。ミッドレングスに切り替えると肩への負担がグッと少なくなり、この頃から肩をまわす意識を肩甲骨をまわす意識に切り替える事ができ、パドル時に痛みを感じる事はほとんど無くなった。時折もどかしくさえ思える地味なリハビリだが、その成果をこんな形で身を以て実感する事ができ、新年早々2倍の喜びを感じる事ができたのは嬉しい限りだ。
昨年後半は、このように常に何かに耐えなければいけない6ヶ月になった。そんな中、12月のカリフォルニアでジェフと語り合い、ジョシュの考えを聞くことで、2013年以降のビジョンなどがかなりクリアーになってきたり、1月に入って肩の復調とサーフィンへの復帰が期待できたりと、明るい話題が多い2013年のスタートとなった。
昨年後半の耐え忍ぶ思いをしっかりと心に刻み、今まで当たり前と思っていた事ひとつひとつをより大切に考えながら、2013年はあらゆる物事に今まで以上に真摯に取り組んでいきたいと思う。