カリフォルニアでは波すらも見ることができなかった程忙しかった(サンディエゴ湾の海は見ましたが。。。苦笑)。打ち合わせや進行状況の確認、ミーティングなど必要な事が多い上に、今回のメイン・イベントはジェフのウェディング・パーティーなので、充実感の中、サーフィンの事など、あ・ま・り・気にせず帰ってきたつもりではいた。頭の中で納得させようとした所で、そこはやはりサーファー。サーフィンができなかったフラストレーションはマックス。という事で週末の土曜はいつも北へ向かう海友のみんなと一緒させていただいた。
行きの高速からは綺麗なダブル・レインボー。縁起が良い言い伝えなどが多い幸運のものなので、きっと楽しめるはず。
しかしながら、想像よりも早く吹きはじめたオンショアで狙ったポイントは既にグシャグシャ。ゆるいオンショアでものんびりロングなどと考えていたのだが、そうはいかなそう。という事で、風がオフになるポイントへ移動することに。
小さめで早い波だが、面ツル。まずはOldenburg 9'6" Original Special Limited Edition でサーフ。早くても綺麗に割れる波なので、波のチョイスを間違わなければ、ノーズライディングを楽しめるコンディション。それなりにウェイトもあるので安定感があり、程よいロッカーを取っている分この手のボードにしてはターンは思いのほか軽く、深く長いコンケーブのおかげでノーズでの安定感は素晴らしい。久しぶりにハングテン(正確には指がしっかりハングしていないけど。。。)をじっくりと楽しめて面白かった。ただし、深いボトムターンやカットバックなど出来る波ではなかったため、ターン性能をじっくり味わう事が出来なかったので、今後しっかりとこのボードに乗り込んでいきたいと思う。(これと入れ替わりに、今所有しているジョシュのパーソナルだった9'9" Uglyは後日放出予定です。)
入った当初の波では短いボードも十分にライダブルだったので、McCallum 5'4" Next Generation Simmons とボードチェンジ。替えてみたものの、波はどんどん小さくワイドな波が多くなり、更に真横に流れるカレントのため常にパドルを強いられるコンディション。うまく良い波を選んでもちょっと横に走ってワンアクションが精一杯。ターンの入りの滑らかさやターンの感覚、クローズセクションでの当て込みのボードの動きは、今までのシモンズの印象よりかなり軽やかでクイックなものだったと思うが、こちらもこの日の波では本来の性能をじっくりと味わう感じではなかった。また久しぶりの短いレングス、そしてパドルし続けるコンディションだったため、肩はオーバーワーク間違いなく、痛みこそ出なかったものの、関節が安定しないような嫌な感覚を感じはじめたため、トータル3時間ほどでこの日のサーフィンは終了とした。
波こそ最高のものではなかったが、海からあがった後の爽快感は素晴らしく、往路で感じていたフラストレーションはどこかえ消え去ってしまっていた。二重の虹に、海とサーフィンに、そして友に感謝の週末だった。