12月22&23日の連休はホームポイントが残念ながら極小サイズのため、海は年末年始にとっておき雲取山へ行ってきました。体幹&脚部のトレーニングと長い樹林帯を含む登りが精神面の修行にもなり、また苦労して得た景色の美しさも含め、心身ともに浄化されるのが堪りません。サーフィンへのフィードバックも確実なので、極小サイズの波で頑張るよりも自分の歳ではプラス面が多い気も致します。(これは人それぞれでしょうが。。。)
自宅を5時に出発し、メトロ、JRとバスを利用して奥多摩湖畔の鴨沢登山口へ。普段忙しく大好きな読書の時間があまり取れていないため、電車内は大切な読書タイム。山に登るようになった今、武田信玄を読んでいると地理もより短かに感じられるので面白さが倍増。
週末は人が多い奥多摩駅も今日は駅もバスもガラガラです。登山口で登山届けを出しストレッチをして9:26スタート。最初の1時間半ほどはあまり展望もなく樹林帯を黙々と登ります。 徐々に視界が広がると少しだけテンションアップ。
綺麗な富士山に元気をもらいつつも何気の急登で今日は脚が辛そうなので11:30マムシ岩にて30分ほどカニ雑炊のランチタイム。
その後もブナダワまでの道は退屈な上りながら、前回の下りでのクマ目撃箇所を通過するときはちょっと緊張してみたり。。。
石尾根に出るといよいよ山頂の避難小屋も視界に入り気分爽快。
富士山。
南アルプス。
12:49雲取奥多摩小屋通過。
いくつかある急登箇所も先が見えれば問題無く気持ち良い登りに。
来た道を振り返れるのもいい気分。
避難小屋のすぐ向こうが雲取山山頂。
13:36奥多摩山頂。
2017m
ここまで4時間10分(休憩合計40分ほど)
この日はあった人全て合わせても10名に足らず。山頂では同じバスだった日帰りの人と簡単に挨拶を交わし、もうひとかた最終のバスに合わせてゆっくり降りる方とも少しお話をした後は誰もいない山頂。日差しが暖かで装備もゆとりがあったため、50分ほど山頂でも読書をしてのんびり過ごさせていただきました。コースタイム5時間弱のところネットタイム3時間30分なので、できるだけゆっくりと登るというテーマからはちょっと外れてしまいましたが、特に後半は気分良く登れたので良しとさせていただきます。
14:28分山頂発、14:52雲取山荘着。
鴨沢〜雲取山〜雲取山荘
靴をブラシで綺麗にしてから山荘に入ります。なんとなく静かな山荘で受付をするとなんと今日は貸切だそうです。ちょっと寂しいけどお金をいくら払ってもできない贅沢な貸切の山荘泊はきっと今年一年のご褒美なのかもしれません。
このために登っているとさえ言える美味しいビールをいただき、豆炭のコタツでちょっと横になり、部屋の窓越しに東京方面の夜景を眺めてバーボンのお湯割り。
一人きりなのでわがままを言ってハンバーグは最初から無しにしていただき、持ち込んだひじきをご飯にトッピングして夕食をいただきました。スタッフさんが色々と面白い話を聞かせてくださり思いの外楽しいゆったりとした食事の時間。明日は曇りの予報なので山頂へは向かわず三峯へ下山します。部屋は気温一桁ながらもまめたんのコタツに足を入れたままほかほか温まりながら夢の世界に。