今年はゴールデンウィークも金曜の定休日以外は営業させていただきました。おかげさまで多数の皆様にご来店いただき感謝の気持ちでいっぱいです。そして、皆様のお休みが開けたところで１０日から１２日までの３日間自分にもちょっとだけ連休をいただきました。
ただし、初日は残務処理などを午前中半日かけて済ませた後は、諸事情で最近多い病院への見舞いに。ここへの移動中、自分の確認ミスによる痛恨の誤配送が判明。お休み初日は正しい配送先への段取りなどもあり南房総行きは明日以降に。お客様の暖かい対応のおかげもあり、無事正しい送り先へ配送の段取りを完了することができました。ご迷惑をおかけいたしました。そしてありがとうございます。
２日目の午前中も新たな梱包＆配送の段取りをしてから南房総へ。午後から弱いオンショアの中いつものお気に入りのポイントへ。予想通り潮加減で小ぶりながらも良い波に知人が３人だけ。波を見て見ると短めのボードでも十分気持ち良いライディングができそうなので、ピンダーの６’６”ハルで急いでパドルアウト。
Pinder 6'6" Hull
Hynson 10'1" HYII
しっかりとしたディスプレイスメントハル・ボトム
先日雑誌ブルーの撮影でリドルに乗って久しぶりのハルにストーク。苦戦するかと思いきや感覚がしっかりと残っていたのか、一本目から気持ち良いハルライドができました。ただし平面の大きなトライプレーンでは、安定感はあるもののハルの気持ち良いスィングが今ひとつ楽しめないのがちょっとだけ物足りませんでした。今日初めて乗ったピンダーのハルはボトムはしっかりとしたラウンド形状のディスプレイスメント・ハルで、スピードとコンベックスを生かした気持ち良いアップアンドダウンやハルらしいターンをたっぷりと楽しむことができました。オンショアの面の少し荒れたコンディションでもハル・ボトムなら引っかかりにくくスピードのロスも少ないので、こういったコンディションでも楽しめるのも良いですね。今回はクラウスのフレックスフィンをつけたのですが、ちょっとサイズが大きかった印象なので、次回はもう少し小さなフレックスフィンで乗ってみたいと思います。
ヒンソンは上がる前に砂を落とすために数本乗っただけですので、乗り味を語るほどではありませんが、１９９５年にヒンソンがハンドシェイプしたボードでお気に入りの中の一本です。小さな専門店でロングボードを販売するなら販売する以前に好きで乗っているのが本物なのでは。腕前はぼちぼちではありますがロングボードも９フィート台、１０フィート台、そして１１フィートと以前から長きに渡り好きで乗って来ている分、それぞれの魅力はしっかりと理解して自信を持って販売できると思います。大きなボードほどスタイルが出せて面白いですよね。
連休３日目は、午前中から南房総の海の家のメインテナンス。雑草抜き、片隅や吹きだまりに積もった枯葉の処理、家の周りに庭の改装で余った石屋レンガを使い勝手口へのアプローチを作ったり、さらに海友がわざわざ立ち寄ってくれてずれていた屋根瓦の補修をしてくれたり。そして午後からは最寄りのビーチで潮の良い時間に思いっきりロングボーディング。サイズダウンしているので潔くログのみ積み込んで出発です。
Oldenburg 9'6" Original Model Limited Edition
ノーズライダー系ではこういったボランをふんだんに使った重いノーズライダーがやっぱり好みです。まだまだスタイルに磨きをかけないといけないと思いますが、クラッシックなロングボードは自分のサーフィンの原点。これからもずっと大切にしていきたいスタイルの一つですね。
さてさて短い自分用のGWも終わり、土曜日はあいにくの雨。そんな中でもおかげさまで開店から閉店時間までお客様にご来店いただきました。改めて皆様に支えていただくことで弊店が成り立っておりますことを、身にしみて感じさせられる今日この頃です。
