Aloha! 2018年にトッドが作ったボードを振り返っていて気がついたことが。これまでに紹介してきたPOPE, Zeppelin, So Square, Mid-Pinの他に、隠れた人気モデルがありました。さて、何でしょうか。
こちら。
Simmonsです。(写真のボードは5’3 22 ½ 2 ¾)
Simmonsのおさらいですが、エントリーロッカーはロールドボトムで、テールに向かってシングルコンケーブの入っているプレイニングハルデザイン。波のパワーが弱くてもスピードが出るようになっています。その他、ソフトなレールでテール寄りはエッジーになっているので、ターンもラクラク。トッドのSimmonsは、テーパードレールで、ノーズとレールはやや薄め。コントロールしやすくなっています。見た目にはボリュームがありませんが、パドルしてみるとその厚みに気がつきます。
こちらは5’4 x 22 x 2 7/8で、テールブロック付き。もちろんテールブロックからオンフィンから、全部トッドのハンドメイドです。
ところで、先月サンディエゴでトッシュとジョエルに削ったボードが出来上がったようです。
トッシュのインスタを拝借。
”mindblowing”、mind=心がblowing=ぶっ飛ぶくらい、いい!とのことで、嬉しい限りです。
斬新なエアブラシはジョエルのアイディア。サンディエゴ滞在中にアイディアを見せてもらったトッドは嬉しかったようです。トッドの育った1980年代はエアブラシ全盛期。特に有名だったT&Cで後々働いたこともあり、つながりを感じたようです。
ここで突然ですが、サーフボードデザインの歴史を振り返りましょう。エアブラシの反動で、クリアやシンプルなボードが流行った1990年代。そして2000年頃から再びティントが流行り始めて今に至ります。1970年代のティントを復活させた立役者は誰でしょう?ジョエルなんです。そして今回のエアブラシ。ジョエルがまた、新たな流れを作り出しましたね。