10/19/2019

Fun Surfing Friday***

 木曜は閉店後その足で特急に乗り南房総へ。先日読み返して見て、以前とはまた違う目線で深く感銘を受けた「光圀伝」。素晴らしい本です。その後、読み流している本はあるものの、気持ちが入り込むほどでは無いため、光圀伝と同じ冲方丁の「天地明察」を再読。これまた素晴らしい。あっという間に上巻を読み終えてしまいました。



 金曜は朝一番では海に向かわず、しばらくすると来日するジョシュ・オルデンバーグとレキシーのために、海の家のお掃除などを軽くこなし、10時過ぎに出発。予想通りまずはロングボードに良さそうな波ということで、お気に入りのPinder 9'5" POPEでパドルアウト。


 ノーズコンケーブを持つノーズライダー 形と違い、クラッシックにしてはテーパー気味のレールとシンプルなボトムを持つスピードシェイプの一本なので、テイクオフからスピードの乗って気持ち良いボトムターンができます。今日の波は先が張ってくる感じでは無いので、膝を落とした深めのボトムターンからストールさせて一気にノーズに行ったり、フェイスが張ってくるのを待つためカットバックやトリムを繰り返したり。時折運良く入る長いフェイスのある波では、長いハングファイブ最高でした。ロータイドで一度ミツベンに変えたのですが、水が増え再度割れづらくなってきたところで、乗り換えまさかのサイズアップで長いチップタイムを再度満喫。


 程よいロータイドでは、Mitsven 6'8" Pointed Gypsyが大活躍。6’8”あるので、まだまだゆとりのテイクオフから良いポジションをキープしてダウン・ザ・ラインで一気にインサイドまでハイスピードを楽しんだり、一本の波で4、5回トップ&ボトムターンを繰り返したり。特に今回はブーメランフィンを久しぶりに使ったのですが、フィンが負けることもなく、軽快なターンと安定してクイックなトップでの返しができて面白かったです。最後にサイズアップした際、こちらも再び乗り換え、数本美味しい波を頂きました。


 日々のトレーニングと、山では緊張感のある中、長時間軸の安定や脚の使い方を意識し実践しているので、体幹と脚の使い方が驚くほど良くなり、また、ここ数年でターン時の軸の撮り方を意識して変えたことから、ここしばらくサーフィン時の安定とパフォーマンスの向上を実感。ボードやフィンの性能も以前よりもはっきり違いが分かるようになった気がしています。まあ、いずれにしてもサーフィンを純粋に楽しむ事が大事ですよね。




 土曜の朝も海に入ってから東京へと思っていたのですが。。。夜中からの激しい雨は朝方ピークに達し、明るくなる頃にはまさにバケツをひっくり返したような大雨に。そして嫌な予感がしてJRをチェックすると外房線が運休&都市部方面のみ遅延しながら動いている様子。こうなると朝出発する東京駅行きのバスが、唯一東京に営業時間までに確実に戻れる手段。急いで片付け、ついでにゲストルームのベッドメイクをしたりして、バスの時間に合わせて海の家を出発。バスは補助椅子を使うほどの混雑でしたが、おかげさまで無事お店がオープンできました。