土曜日は東京へ戻る前にサーフィン。朝早いうちはタイドが悪いので、起床後「鬼平犯科帳」を一話 読み終えてからゆっくりと準備。
今日は潮の状況とうねるのサイズから長めのボードからサーフボードをチョイス。ノーズライダー 、グライダーやクルーザーなど様々なシェイプの中から、今日の波のイメージで選んだのは Skip Frye 9'0" Swish。
いつもの場所に車を止め波をチェックすると、どうやらやっと波が割れ始めた様子。早速パドルアウトし奥のピークへ。昨日同様で出だしはクセのある感じでしたが、あっという間に大きく動く潮が至福の時も与えて下さる。極小のポケットも駆け抜けることができ、またこの日一番のセットでは、途中でクローズアウトしたため波に潰され足が壊れてしまうかと思いましたが、一瞬のバレルもゲット。2時間程度ではありましたが、なかなか充実した朝になりました。
スキップフライのシェイプは未だ進化していますが、スピードを得るセクションとマニューバーのためのセクションがそれぞれはっきりとしていることで、よりスピードを楽しめます。オリジナルモデルも多く自分はG&S時代のVボトムから15本ほどのフライを所有しておりますが、どれも年代に合わせたシェイプの中にスキップフライらしい個性があります。70年台から90年台のシェイプが好きな自分としては、最近程度はどうあれユーズドの価格が高騰しているのが残念ですが、これからもその日の気分に合わせて乗って楽しんでいきたいと思います。
なかなか入手困難な上高額なスキップフライですが、もし違うシェイパーでもスキップさんのモデルに乗ってみたいという方がいらっしゃれば、オススメするのは自信を持って名匠ボブ・ミツベンです。オリジナルテンプレートを使いオリジナルの個性を活かしつつ、より扱いやすいユーザーフレンドリーなボードに仕上げてくれます。実際自分の乗った印象ですが、過去に所有していたMitsven 9'0" Swishは、シングルフィン にもかかわらず今日のったトライフィン のスキップフライよりターンはスムースな印象でした。突っ走る感覚はフライに軍配が上がるものの、スピード自体には差がない感じです。なぜかというとセクションとセクションの繋がりが滑らかなため、どこかの感覚が特出していないためでしょう。
Keep Surfing!