とある週末のクイーバーショット。左からマッカラム5’9”ジプシーフィッシュ、フライ9’0”2+1、ラリー・クロー7’3”ラウンド・ノーズ、そしてミツベン5’8”フィッシュテールシモンズ。その日の波と気分で色々な長さのボードを乗り分けています。
McCallum 5'9" Gypsy Fish
タイドのお陰で時折届くキレキレのクリーンウェイブ。コンディションからミッドレングスが良いイメージでラリークローを持ち出そうかと思ったところ、まさかのフィンの積みわせれ。。。ということでフィッシュが出番になったこの日。ロータイドからの上げ出しでボトムが超浅いので、テイクオフがピンポイントの中、いくつかキャッチした極上の波。特に記憶に残っているのは、ドロップ気味のテイクオフからボトムターンし、ボードが唸るほどスピードに乗ってフェイスを駆け抜け、その後トップ&ボトムターンを2回づつ。マッカラムのドライブ&フローが炸裂した気持ち良さを実感した一本。ドライブしながら気持ちよく軽快なターンが味わえるのはショートレングスならではですね。
Skip Frye 9'0" 2+1
以前書かせていただいているのでそちらを参考にしてください。
Larry Crow 7'3" Round-nose
どことなく船首のようなノーズ、ノーズからテールまで入ったエッジとシングルコンケーブ(フィン付近はダブルバレルヴィー)と常識からかけ離れているようにも思える独自の理論で生み出されたラリークロー。サンディエゴのピンライン・アーティストとしてグラス工場からの信頼が高い彼だが、アンダーグラウンド・シェイパーとして長きに渡りボード作りも続けている。弊店でさりげなくご紹介しつつ販売しているものだが、どのモデルもシングルフィンとは思えないパフォーマンスでユーザー様からの人気が高いのも事実。自分もサイズを問わず良い思いを常にできるミッドレングスとして、お気に入りの一本となっています。
Mitsven 5'8" FIsh-tail Simmons
撮影した際は、控えで出番がなかった一本だが、手に入れてから、意外と乗る機会が多い一本。シモンズのテイクオフ性能とスタビリティーに、フィッシュのマニューバー性をブレンドした一本。匠ボブの綺麗なシェイプでクセがなく、そのモデルの個性をスムースな操作性で味わえる、小波から良い波まで頼りになります。みにシモンズ系は、自分にとっては手放せないクイーバーになっており、このボード以外にもミツベンとマッカラム数本所有中。
所用で海に行けなかったこの週末。海に行けなくても、いつ行っても動けるように、体作り、またはイメージトレーニングをしておけば、逆に今まで見えなかった欠点に気がつきレベルアップできたりするものです。自分は昔、スキーの指導員の資格を取る際そのことを実感させられました。
Keep Surfing!