とある朝のこと。「早起きは三文の徳」などと言いますが、この日はまさにそのとおりでした。この日1番の波はパドルアウトしてすぐに乗った数本。その後サイズダウンも長さを変えて長いエッグで楽しませて頂きました。
この日のクイーバーは
McCallum 7'10" B Egg Twin
&
Mitsven 5'8" Fish-tail Mini Simmons
いずれもツインフィンですが、ボリュームバランスやカーブが全く違いますね。ただしこうしてみると、レールのストレートラインは、2’2”も短いミニシモンズも全く引けを取っていないことがわかります。
ミツベンのフィッシュテール・ミニシモンズは、短くても早いテイクオフとスタビリティー(安定感)がありつつ、浅めのフィッシュテールとベストな位置につくキールフィンが、シモンズより少しフィッシュよりの気持ち良いターンを楽しませてくれます。匠ボブのシェイプらしく、全体に必要最小限のパワーで意のままにコントロールできるとても素直なフィッシュテールを持つ見にシモンズですね。
ジェフのエッグは、7’10”と長さもしっかりとあるうえ、マッカラムらしいチャイムデッキが浮力満点のオーバーフロー・シェイプ。ボリュームあるボードをしっかりとボトムまで落としてあげて、ツインフィンの長さを感じさせない軽快なターン。そしてボトムまでオーバーフローを抑え込んであげた分だけ、ドライブ&フローの気持ち良さは倍増してくれます。ボード自体が生み出してくれる加速感を楽しみつつ、見た目以上に軽快なターンが楽しめるメリハリがある乗り味がマッカラムの唯一無二の面白さですね。
環境や状況により海に行けなくても、ユーチューブやビデオを見ながらイメージトレーニングをしたり(ただ観るだけではダメですよ)、軸や鍛えるべき各部位を意識してコアや臀部、そして脚の筋トレをしたり(腕立て伏せより大事な気がします)することで、¥ブランクが開くどころか、レベルアップできるのは間違いありません。自分自身も過去にスキーの資格を取る際に、また今もトレーニングや登山でサーフィンのレベルが上がっていることを強く実感しております。皆さんも是非。
Keep Surfing!