5/08/2021

Surfing *Restored Lance Carson 9'10"***

 この日はサイズが乏しく、ショートボードやショートレングスでは厳しいコンディション。




 朝はお気に入りのポイントへ行き、暖かな日差しの中、ポットにドリップしてきたコーヒーでのんびりとしたリラックスタイム。その後、最寄りのビーチをチェック。ローカルのレジェンド氏とどこで入るか相談したり、時折ご一緒する海友といつもと違う所でバッタリあったり、そして海の家のご近所さんたちもそこで入っているそうなので、迷わずパドルアウト。

 今日の相棒は、ランスカーソンの9’10”。ランスは60年台のジェイコブス・オリジナルとクラッシック・レプリカを持っていますが、こちらが一番尖ったピンテール。そこにくすぐられてだいぶ傷んだボードを古くからの海友から譲り受け、思いっきりレストアをしてもらい復活したものです。結果なかなかのウェイトがあるので、丁寧なサーフィンをさせてくれます。

 ボトムはコンケーブなしのロールボトムなので、ノーズライディングも含めピュアなスピードが楽しめるのが魅力の一本。個人的にロングに乗り込んでいた時一番好きだったのは、ランスカーソン。10’0”クラッシック・モデル。これはビンテージのレプリカで、フェイスの高い位置からハングテンで突っ走れるのが最高で、コンケーブを持ったノーズライダーでは味わえない魅力なんです。
 このボードはクラッシックモデルのノーズに、センターの幅を出している感じで、さらにテールはエッジを効かせた結構なピンテール。1回目に乗った時にターンがキレキレでなんだか不思議な感じだったので、今回はあえて大きめのフィンをつけてみました。

今回のフィンは、キャプテンフィン10”

前回はトッド・ピンダーの9,75”

  バックサイドに走る際は、ドロップニーターンが気持ち良く、綺麗なフェイスをクロスステップでハングファイブ。フェイド気味にテイクオフして大きく方向を変えるターンをする際は、案の定引きずり感が出てきて重くなるので、足の置き位置がちょっとでも前になるとターンがうまくできないでしょう。そこを意識さえできれば、トップターンやリッピングもウェイトを活かし、エッジの効いたターンで結構綺麗に決まりますね。海に入って他にもご近所さんの海友さんがいらしたり、レジェンド氏に昔のお話を聞かせてもらったり。おかげさまで楽しく波をシェアさせて頂きました。ご一緒できた皆さんありがとうございました!

Keep Surfing!