今週のお休みは連休を頂き、南アルプスへ行って参りました。この夏の山行日記からブログに書けず姉妹でおりますが、時間を見て年末にでも2024年夏からの山のお話もさせて頂きたいと思います。
今回は先週のお休みのサーフィン日記を書かせて頂きます。お休みの前にお客様とお話ししている中でちょっとノスタルジックなサーフボードに乗りたい気分になり、70’s、80’s & 90’Sのサーフボードでサーフィンをしてきました。どれも味わいのあるボードですが、思いの外良い波で記憶に残るサーフィンもできたりで、一流シェイパーの皆さんのサーフボードは古いものでも未だその性能の高さを実感でき、サーフボードの奥深さに荒r溜めて見せられた週末でした。
circa 90's Hobie 9'0" Phil Edwards
10月31日(木)、朝の特急に乗り本を読みながら南房総入り。潮を見ておきに色のポイントへ。選んだボードは90年代のものと思われるホビー9’0”フィル・エドワーズ。本人のサイン入りハンドシェイプの一本。
海共ほか割と人の少ないピークには、長い待ち時間を得て良いセットが入ってくるので、順番にテイクオフ。ロングボードとは言え長さも短めで、スピード・シェイプなので、程よいスピードが得られ、ボトムターン後のホローセクションをチーターファイブで駆け抜けてくれます。個人的にはあと4インチくらい長い方が好みですが、せっかく巡り会えた一本なので乗り味をじっくり味わっていきたいと思います。予想よりサイズもあり、セットの本数は少ないながらも良いサーフィンをさせて頂き感謝の木曜でした。
Circa 90's Skip Frye 9'1" AR NR & 80's Liddle 7'2" Stibbie
よく金曜日は朝少し早い時間からお気に入りのポイントへ。かなりワイドなクローズアウト気味ながらもサイズのあるセットが時折アウトでブレイクしているややハードなコンディション。まずはスキップ・フライのおそらく90年代のオールラウド・ノーズライダーでパドルアウト。
本来のピークよりかなりシフトしたショルダーからのテイクオフでも、結局インサイドではワイドにはるか先までクローズアウト。短めの人はインサイド気味で小さめの切れた波で程よく走っています。自分は人も少ないアウトでセット狙い。そんな中でも一際大きな波が沖に見えたのでさらにアウトに出てベストの位置でうまくテイクオフ。長さがあるため早めに滑り出せる分、がっぽりと掘れ上がる時にはスピードに乗って落ちることができ、この日の波ではボトムに降りれば終了なので、斜めに落ちながらチーターファイブ。さらにグラブレールでラインを一段上げるとあとは頭のはるか上で崩れる波を見上げながらひたすらフェイスをダウンザラインでかっ飛ばすのみ。20本弱の波に乗らせて頂きましたが、ガーミンの記録では、この波は長さ168m、時間39秒、そして速度は時速26、7km。(時折計算されるパドルバックは入っておりません)すべての数値がこの半年で一番のレコードになりました。四半世紀ほど前のサーフボードですが、何の躊躇いもなくそこそこサイズのある波(自分の中ではですが)にもチャージ出来、その性能に助けられメイクできるのは、さすが一流のシェイパーのサーフボードですね。
このあと水分補給の休憩をとり、小さめのピークでリドルの80年代のレールまでぼっているとした7’2”スタびーでサクッとサーフィン。テークオフは早く、浮力も満点。波のフェイスをアップダウンする際のフロー感が気持ちよく、少し乗り込んでみたい気分でしたが、波も風も悪くなってしまったため印象が悪くなる前に終了。海に一礼して海のお上に戻りました。
70's Skip Frye 7'4" Single fin
土曜の朝は特急の時間と潮位から40分という短い時間のクイックサーフ。ミドルのピークで、綺麗に走れそうな波を選びつつ都合10本ほどの波に乗り終了です。70年代のスキップさんの7’4”シングルフィン。ボリューミーなレールが好みで、お気に入りのボードの一つ。波のフェイスをボトムとトップを使いターンをする際のボリュームあるレールが生み出すフローが昨日のリドル同様気持ち良く、テールへ向けてのチューンも流石のもので70年代のものとは思えない動きやすさで、短時間でしたがよど良い波に乗らせて頂き良い朝になりました。慌てて上がって遅いで帰路に。
思う以上に良い波で、そしてノスタルジックな素晴らしいボードで3日間サーフィンでき、得るものが多い3日間になりました。
Keep Surfing!