9/09/2013

couple of my fin collection***

 自分のコレクションの中にはちょっと面白いフィンなども沢山ある。そんな中から少しだけ面白そうな物をご紹介。
 右下の一枚は70'Sのフィン達。特別な物ではないが70年代のボードを集めていた結果、この手のフィンが一杯あるためステンドグラスに見た立て飾ってから既に10数年が経っている。
 画像右上にあるのはフィンの後ろに出来る渦巻き上の水流の乱れを後ろのフィンで防いでより綺麗な水流にしようと考え作られていたフィンのようだ。製造工程が大変な事はもちろんだが、実際にこの理論が機能していたとは考えにくい。今までにこのフィンを他で見た事はほとんどなきのだが、きっと一番の原因は後半のフィンを固定するスチール製のピンが腐食しておれ、フィン自体も割れてしまう事からではないだろうか。さも無ければあまり沢山生産されなかったのかも。じっと見ているとこんな事を考えさせられてしまうこんな古いフィンもなかなか乙なものではないだろうか。
 左上のフィンは1960年代後半のあるボードにグラスオンされているフィン。どうやらこのボードはジョージ・グリノーがシェイプしたベビー・サーフボードの流れを汲む貴重なものであるらしい(本人シェイプと思われる)。そしてこのオンフィンはもちろんオリジナルの4Aという事になる。このボードを買った時はそんな事を意識もしておらず、人よりちょっと先に転換期のボードに興味を持って珍しそうなトランジションなどを集めていただけだった。単なる偶然なのか?それとも先見の目があったのか?偶然も実力の内という事で。。。