タバルアは島自体がリゾート・ホテルになっているため、ここが島唯一のレストランになる。
Photo: Nobu |
最近リニューアルしたばかりで何処も彼処もピカピカ。以前に比べ清潔感はもちろん開放感もグッとアップしている。心無しかスタッフのフィジアン達の笑顔さえもより輝いて見えてしまう。今回柱に使った木はメル・ギブソンがオーナーの農場で育てられた木々だそうだ。そして古いウッドデッキは表面を削って処理をした後、新しいバーの壁に再利用しているらしい。リサイクル効果も高く、見た目もかなりいい感じだ(二つ下の画像でジェフの後ろに写っているのがそれである)。そして、このレストランの一番の魅力と言えばキッチンサイド以外の3面に一切壁がないことだろう。広い天井と共にその開放感を無限大に広げてくれている。レストランの前には広いウッドデッキが広がっているので風がなければサンシェイドの下で食事をすることだって出来てしまう。
Photo: Scott Winer |
今回は残念ながらこのレストランの目の前に現れる”レストランツ”の波に乗ることは出来なかったが、ひとたびうねりがヒットすれば最高のレフトが姿を現してくれる。(上の画像は、2011年、レストランツの波に乗る小生。)
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まだ真っ暗な中、朝5時頃には香ばしいコーヒーの香りが漂い暗闇からゲストが集まりはじめる。日の出前のボートに飛び乗る前に熱いコーヒーやフルーツを軽く食べたり、今日の波に期待を寄せて目覚ましのコーヒーをレストランの前に広がるウッドデッキで飲んでみたり。日が上がってしばらくすると、ファーストボートでのサーフィンの後、空腹と満足感の中、焼きたてのバナナ・パンケーキとかりかりのベーコンやスクランブルエッグを美味しそうに平らげるサーファー達。Photo:Nobu |
Photo:Nobu |
毎朝のサーフィンで疲れた身体を癒す為、ブレ(コテージ)でのんびり読書を楽しんだり、スタンダアップ・パドルやカヌーで島を一周しすることだって出来る(強風下でチャレンジして大変な目にあったゲストもいたようだが。。。)。もちろん一休みした後日没前のボードでサーフィンに出発すれば、ディナーの味は格別なものになるだろう。夕食前にひととき、ビーチにあるクラ・バーでは、イースト・コースからのゲストと日本からのゲストがギターでセッション。プロフェッショナルなスキルで奏でるギターソロに、カリフォルニアやオーストラリアからのゲストが聞き惚れていた。そしてそんな中、世界一とさえ思えるサンセットを眺めながら飲むフィジアン・ビヤーの味は今でも忘れられない。
Photo: Scott Winer |