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10日に発売されたナルー40号。Trans Board乗り比べとしてマッカラムのミニボードにもプロの皆様に乗っていただきました。桜丘プロは特に気に入ってくれたとか?!気になる方は是非ご購入の上、チェックしてみてください。
このスタンダップパイポ。ずいぶん前に発売されたモデルだが、発売された頃はまだミニ・ボードをモデル化しているサーフブランドはなく、ミニシモンズはあってもミニボードというカテゴリーはなかった気がする。またアライヤなどフィンレスもまだまだムーブメントになる前だったので、パイポをスタンダップ化するにあたり小さなフィンをつけているためフィンレスとは呼べないが、アライヤの派生とも言えるフォームやEPSで作られたブルーギルやスライド&グライドなどの先をゆくデザインとも言えるのかもしれない。事実、タイラー・ウォーレンはDVDのなかでマッカラムのこのスタンダップ・パイポで回転を伴う素晴らしいフッテージを残し、その後自らシェイプをスタート(市販化として)し、人気モデル、バー・オブ・ソープを生み出している。彼にさえも何かの影響を与えたと言えるだろう。
このボードの話からはそれてしまうが、シモンズについてもどのブランドよりも早くシェイプを始めた。見解の相違はあるにせよ、実際には、かなり早い段階でジョーボーゲスの承諾後、最初のシモンズをシェイプしモデル化している。ここでもジェフのシェイパーとしての姿が伺えるのは、後発の多くのブランドがシモンズを通常のモデルとしているが、ジェフはこのモデルを限定版としてナンバリングして販売し、尊敬すべき先人のモデルだからとサインのみを入れ、ブランドとしてのマークは一切入れなかった。
こうした事から分かるように、ジェフ・マッカラムは常に一歩先を見つめ、シェイパーとして最も大切なリスペクトをしっかり表現、そして常にワン・オブ・ア・カインドなボードを作り続けている。