すっかり秋になった感じですね。久しぶりに行く事が出来た海の家では、夜になると鈴虫達の鳴き声が響き渡っていました。肝心の波は期待以上。ただし、驚くほどの混雑に時間とピークを厳選してサーフィン。
土曜の夕方、まずはOldenburg 9'6" Original Special Edition。 ほぼフラットのポイントで時間調整後、ポイントを移動。
強めの風の影響か少しヨレ気味でトリッキーな波だったので、トリムやウォーキングを繰り返す事が多く、最近また良く乗るようになったロングボードの練習に良い波だった。このボードは見た目もウェイトもクラッシックで、自分に取っては所有する事の満足度も高く、ターンの滑らかさとノーズでのホールド性の良さはもちろん、ボードの上を歩き回る際の安定性も良いので、すっかりお気に入りとなっている。
しばらくログを楽しんでいると、短めのボードでも楽しそうなピークを隣に発見。まだ時間はたっぷりあるのでMcCallum 5'8" 2nd Generation Simmons にチェンジ。
幅も浮力もボリューム満点ながら、ボトムのアレンジもあり見た目から想像する以上に動きやすいこのシモンズは、スプーンのテイストをブレンドしたマッカラムの第二世代限定モデル。滑らかなターン、ボリュームがある事でしっかりと実感出来るアップ&ダウン、そして独特なレールの入れ替えが特徴。10フィート、7’6”、5’4”そしてこの5’8”と乗り込んできたこのシェイプ。どれか一本はずっと持っていたい大切なモデルである。
2009年に限定50本だけ生産されたものなので、既に完売(つい先日フレックス版の最後の一本がソールド。なんとフランスの方が、ビアリッツからわざわざ買いにきてくださいました。)。ただし、次世代モデルのシモンズが最近生産スタートしたので、気になる方はこちらのモデルを是非チェックしてみて下さい。
日曜日も混雑が予想されるため日の出前から海へ。サイズは若干下がったかもしれないが、地形の良いピークで混雑前にたっぷりと良い波をゲット。波がつかみやすくまだまだ動きも良いMcCallum 6'8" MOD Quad。
この日は混雑前に繰り返しメイクできたため、何度か深めのボトム&トップターンもしてみたのだが、技量の問題もあり数回綺麗に繰り返すと最後はトップでバランスが崩れワイプアウト。少しミディアムなラインで動かす事でボードのボリュームとマッチして、思うように波とフィットする事が出来た気がする。自分に取ってマジックボードのひとつと言えるだろう。
McCallum 5'6" Stand Up Spoon。昨日のセカンドの好印象からこのボードに乗りたくなり、車に積んだがあまりの混雑に出番は無かった。
ボトムのノーズからフィンの外側に向かっての大胆なコンベックスはまさにスプーン(やハル)。ただしセンター部にはしっかりとシングルコンケーブ。何よりもこのデッキ・コンケーブ。多少の慣れや好みはあるだろうが、こういったモデルですら乗って楽しめるものにしてしまうのがジェフ・マッカラムの凄さなのかもしれない。(参考までジェフ自身も数年前のフィージー、タバルアのクラウドブレイクでこのボードに乗っていました。)
2日間の休日ですっかりリフレッシュできました。ありがとうございます。9月は最初の週からボードの入荷などがありますので、今後共ブログやウェブサイトのチェックよろしくお願い致します。