東京で行きたいところがあったり、所用があったり、そして海に向かえる日はコンディションが悪かったりで、2週間もノーサーフだった。ただし、脚やコアのマッスルを意識したトレーニングやウォーク&ランをすることで、悪いコンディションで無理をするよりも、かえって良いトレーニングができたのかもしれない。先日より営業時間を調整させていただいたので、これからはコンディションの良さそうな平日も、時折海に行かせていただこうと企んでいる。
そしてこの週末は、土曜の午後と日曜の朝の2ラウンド。サイズはさて置き、綺麗なシェイプの波でたっぷりとサーフィンを満喫させていただいた。土曜前半はミツベンのミニ・シモンズとヒンソンのHY-II。日曜はジョシュのエボ・ディスクとフライ・スウィッシュ。
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土曜の午後、まずはMitsven 5'6" Mini Simmons。やはり非常にトータル・バランスの良いシモンズの印象。ボブらしいナチュラルなスムースさとスピードを、たっぷりと楽しめる。いろいろなシモンズに乗ってきて、今残っている一本がこれだと言うお客様がいらっしゃるのにも納得である。凝ったデザインで見た目の雰囲気が良いのも魅力ですね。4本並んだ画像では、90年代のクリヤー・ボードとの色の違いがよく分かる。新しい真っ白なクリヤーも綺麗だが、個人的には傷跡があって年月をかけて色焼けしたクリヤーの味わい深さにも魅力を感じてしまう。。。
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潮加減でボードチェンジ。Hynson 10'00"(10'1&1/2") HY-II。コンケーブのないロール・ボトム、テールのエッジ、そしてフィンのセッティグ位置など、個性を感じさせるシグニチャー・モデル。さらにそれほど重いボードではないこともあり、ターンやカットバックも10フィートクラスに乗っているとは思えず快適にクルーズ。ノーズライドもコンケーブのあるボードほど安定感はないが、ラウンド・ボトムのノーズ感はランス・カーソン以来。結構好きです。
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日曜の朝、まずはOldenburg 6'0" Evo Disk。エッグながらもやや細身でショートボードよりのレールやロッカーを持ち、そしてトライフィン。以前ホローな波で良い思いをしたのが印象的だが、今日の波でもエボディスクらしさを実感。ターンや動きの軽さは自分のクイーバーではダントツ。ジェフともミツベンとも、そしてハルなどともまた違ったジョシュらしい個性が魅力のボードですね。
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サイズダウンで準備しておいたSkip Frye 9'0" Swishにチェンジ。スキップらしい個性は氏のどのモデルに乗っても共通する魅力。昨日と違っていわゆるロングボードとは違った長めのボードに乗りたい時、そんな我が儘な気持ちを満たしてくれるのがこのボード。
今回もしばらく海から離れることで、海のそしてサーフィンの魅力を再確認。やはりサーフィン最高ですね。今年は夏に向けて色々と面白い企画が進んでいるので、発表までお楽しみに。