7/12/2015

Impression *Two Black McCallum**

 先週木曜に海に向かったため、週末は体幹部及び脚部の調整の成果を試すべく急遽山へ向かいました。朝起きて思い立ったため、近くて便利な低山でしたが、こちらも後日ご報告させていただきます。海の方は来週もタイミングを見て1、2回向かうつもりです。
 先週の木曜日のサーフィンについて、あまりの慌ただしさに画像のアップのみとなっておりましたので、ここで改めて軽くインプレッションさせていただきます。



McCallum 7'4" Dr. D  (Upside Down Label)
 アグレッシブなサーフィンではなく、オールドスクールなライディングを楽しめるボードです。ノーズからのフルダウンレール・デザインなので、ターンは初動からレールが波に食いついてくれるキレのある印象で、シングルフィンとの組み合わせから味わいのあるターンを実感。張ってくる波のフェイスにレールを入れてダウンザラインするときの心地よさも印象的。大きなフェイスでは、ダイナミックなボトム&トップターンが出来ますが、フェイスの小さな波でクイックに動かしてみると、シングルフィンとボードの長さからくる体積でちょっと動きが鈍く感じてしまいます。こんな時はタイトに動かすのでなく、長さを生かしたリズムで少し優雅なラインを取ると気持ち良いです。こうしてとてもスタイルが出しやすいボードなので、オールド・スクールなレイドバック・スタイルで乗るとクールなボードですね。






McCallum 5'4" Next Generation Simmons
 リミテッド・エディションのネクスト・ジェネレーション・シモンズ。今日は思い切ってドクターDとの違いを体感。長さがぐっと短くなったことはもちろん、幅がグッと広くなり形状の違いはご覧の通り。そしてボトムのコントゥアーの違いも相まって、一本目のボトムターンでは、かなりビックリ。センターはしっかりとしたシングル・コンケーブながらも両レールサイドに広く大胆なコンベーックスを取ることで、ターンの初動はハルのようにスウィングしてフルにレールが入っていく。結果としてマッカラム独特のドライブ&フローと相まってトップに瞬時にワープ。その後もスピードとスウィングをを生かして軽やかに動いてくれるので、繰り返し乗る中、波の変化に合わせて様々なアプローチが出来て面白い。こういったボード特性からリップ・アクションがよりスムースにこなせるのも気持ち良かったです。

 
 それぞれのシェイパーに個性があり、同じシェイパーの中にもモデルごとに異なるコンセプがあることで、乗り味は千差万別。今年の秋には弊店で販売するブランドもさらにプラスされる予定ですので、さらに乗ってみたくなるボードも増えてきそうです。皆さんも楽しみにしていてくださいね。