まだまだ経験の浅い中、自分のレベルにあったチャレンジということで、今回は南アルプスへ行ってきました。標高差は1,000mほどですが、コースタイム7時間とそこそこ距離と行動時間を稼げるので、景色を楽しみながら登ってみたいと思います。
標高1988m
北沢峠
長衛小屋前より仙丈ヶ岳を見上げる。
(ピークははっきり見えていません)
7:45出発
来た道を振り返る。
樹林帯を抜けるまではひたすら高度を稼ぎます。
やがて展望が開けると
甲斐駒が岳
(左、鋸山との間には八ヶ岳も、右は金峰山方面)
鋸山
景色を眺めていると俄然元気が出てきます。
森林限界を超えるとハイマツの中を稜線に沿って気持ち良くハイク。
今回も雷鳥に会うことができました。
10:04
小仙丈ヶ岳(2,855m)
この手前から積雪。
日陰の急登箇所はスリップ注意。
ここでこの先の積雪と強風から撤退も考え40分ほど食事休憩。
アイゼンなしで下山してきた方々に聞いてみると、
この先は注意すれば問題ないということなので、
自分も頂上を目指します。
ハイマツの中、白く染まった路。
小ピークを越えて。
初雪で薄化粧の南アルプスの女王
仙丈ヶ岳山頂
3,033m
(日本百名山)
まであと少し。
11:26
山頂到着。
山頂から来た道のりを振り返る。
仙丈小屋付近まで雪化粧。
山頂より
標高トップ3
富士山、北岳&間ノ岳
積雪の中踏ん張って歩いたためか、
仙丈小屋を過ぎてしばらくした頃から、
右膝の古傷が痛み出してしまいました。
途中馬の背ヒュッテでもしばらく膝を休め、
ここからはひたすらスローペースで、
トレッキングポールに助けられながらゆっくり苦行の下山に。
沢は氷が綺麗です。
7時間27分
(休憩トータル1時間強)
距離9,67km
単純高低差1,106m
下の足の着地方法に大きな課題ありの仙丈ヶ岳でした。
明日は膝の状態をしっかり判断しながら、無理と判断したら即下山のつもりで、
とりあえず甲斐駒ケ岳山頂を目指します。
今晩は、北沢峠にある南アルプス市経営の長衛小屋に宿泊。定員56名とこじんまりした小屋ですが、2013年に新築された小屋で、木がふんだんに使われていて、寝床はカーテンで仕切れいるし、なんとコイン式シャワーまであります(使用しませんでしたが)。この日はなんとソロの男性4名のみ。4人で仲良くいっぱい飲んで、17時からの夕食を共にし、その後も山の話に盛り上がり19:30に寝床に潜り込んで即熟睡。