ジョシュ・オルデンバーグ。かつてはマッカラムのグラッシング工場でスタッフとして働きながら、シェイパーとして最も大切なリスペクト(*1)についてを学び、独立後は自宅の工房でサーフボードを製作。現在はレキシーと結婚&自宅を新築氏、新しいパーソナルなサーフボード工房も構えています。
ジョシュのボードの魅力はクラッシックなロングボードからショートボードよりのボードまでマルチに乗りこなし、綺麗な流線型デザインのボードを作り上げることでしょう。そしてアロハ・ビーチ・クラブのカハナ・カラマたちが気に入って乗り販売してくれているということの意味は大きく、ハワイアンのカハナが、サンディエゴのブラックス、メキシコ、そして冬のノースショアや夏のサウスでもジョシュのオルタナティブ・ボードでフッテージを残し、結果ボードがいかに高性能であるかを証明していることにもなっています。
メキシコへ行った際のクイーバーの一部。
奥のフィッシュはストックにもあるパフォーマン仕様で
カハナのお気に入りでもあります。
手前2本に乗りましたが、自分にはマジェンタのトライがフィット。
こちらも間もなくシェイプしてもらいます。
メキシコ二日目の朝。
コーヒーを片手に波チェックするジョシュ。
波も良く人もまばらだったのでこのあと急いで海へ。
ラミネートルームにはラックにシェイプドブランクが並んでいます。
全てカスタムまたはアロハ・ビーチ・クラブ行きだそう。
ハンドシェイプ用のブランク達。
ブランクのシェルにどのモデル用かをマジックで明記しているあたりが、
ジョシュらしいですね。
ラミネートルームにあったラベンダーのボードと同じモデルを
弊店ストック分としてシェイプしてもらいました。
100%
Hand Shape
*1)シェイパーとして大切なリスペクトとは
スキップ・フライ、クリス・クリステンソン、ジェフ・マッカラム、そしてジョシュ・オルデンバーグへと語り継がれたものは、オリジナルへの敬意を表すという意味はデザインをコピーしたり(同意を得て作るのも同じこと)、オリジナル・シェイパーの名前を多用したりせず、各人がオリジナルを独自に進化させそれぞれ自身の名前において自身のサーフボードの魅力を伝え成長していくことが、シェイピングの技術以上に大切だということ。