7/10/2016

Surfing *Magic & San Diego Egg***

 期待していた台風一号からのうねりは届かず。サンディエゴ&メキシコの極上波の余韻からなんとなく気乗りしない金曜の朝。熟考の末、せっかくの休みなので南房総へ向かうことに。午後3時。最寄りのビーチは弱いオンショアながら人もまばらで、上げ潮で波も思ったより良い。早速積み込んで来た Mitsven 7'2" Magic を抱えて海へ。





 最初の何本かはボードの長さと身体の動きがフィットしなかったものの、3本目から良いセットを捕まえこのボードの面白さを満喫。特にこの日一番の波はムネサイズのバックサイドのセットで深めのボトムターンとトップターンを5回ほど繰り返しかなり手ごたえを感じながらサーフィンができた。そして乗り込めば乗り込むほどスタビライザーの威力を実感。過去にはバレットやマンダラで2+1に乗ってその動きやすさを実感した気がするが、それがミッドレングスになり驚くほどシングルとの違いを感じることができた。2時間半ほどでオンショアが強くまた潮も多くなりジャンクコンディションに。ここで強制終了。



 土曜の朝は潮のタイミングとオンの風からスーパー朝一のクイックサーフ。ただし、昨日のマジックとの違いを感じてみたく Mitsven 6'2" San Diego Egg をチョイス。




 ちょっと波質が違いすぎて大きく違いを感じ取ることはなかったものの、やはり気持ち良いターンはシングルならでは。しかもボブのシェイプで非常に動きやすくなったシングルなので、オンショアでも気持ち良くサーフ。短い時間でしたが、収穫ありの土曜の朝でした。

 やはり好みはシングルフィン。ただし昔のように2+1に対する拒絶的な気持ちはなく、この休みのように時にはその特性を理解すべく乗り味の違いを楽しむのが今の自分のスタイル。ビンテージからのボードを収集し触れながら研究するとともに、様々なレングス(4’6”〜12’00”の経験あり)、シェイプ、そしてフィンセッティングを乗って楽しんできたことで、皆様へのご提案のプラスになれば嬉しい限り。