2/02/2017

McCallum skeNGkwerks *Probably Stop Custom Orders for August & Nobember***

 マッカラムでは昨年までしばらくカスタムオーダーは年間10〜20本のみ受け付けておりましたため毎回抽選となっておりました。落選が続く方々も多く心苦しい中、昨年末ジェフと話し合い日本については定期的にカスタムオーダーを受け付けることが可能となっております。ただいまも随時先着順にてオーダーを受付中で、2月シェイプ(まだ空きがあります)と5月シェイプ(あと一枠)は枠を確保いただいておりますので、このまま進行させていただきます。


 以前オーダー受付開始時期にもお話致しましたが、ジェフ・マッカラムは同じボードや同じカラーをあまり好んで作ることを致しません。そのため、通常のシェイパーのカスタムオーダーと違い、100%リクエスト通りのボードは作らないことが多いです。その点をご理解の上、ジェフのアジャストで仕上がるボードをオーダーしたいという方に是非カスタムオーダーをしていただけると嬉しいそうです。(ジェフ談)
 オーダーカード、使用するブランクとの相性、そのときのフィーリングなどでジェフ流のアレンジが入ります。またラミネートをするアレックスはスピード、テクニックなど飛び抜けてスキルの高いグラッサーですが、彼もイメージ画像や指定カラーに合わせて瞬時に染料をミックスしその中でのベストな色を作り出すため、カラーチップや画像とは一味違った色だしをしてくることがあります。結果、ボード自体はパーフェクトなものになってきますが、オーダーに100%フィットするものではないことが多いのが実状です。
 自分自身は、自分にできる限りの努力でカラーのニュアンス、濃いめに触れるのが良いか、または薄めに触れるのが良いか、チャイムデッキの指定、厚みや幅のイメージなどをチェックしてもらえる範囲でしっかりとオーダーカードに表記して送っております。ただし、現地で全ての工程をチェックすることもできず、あとは完成を待つのみなので自分にできることは限られてしまいます。年2回以上アメリカへ足を運んでいる理由にはこういった事についてのミーティングを大切に考えていることも挙げられます。アメリカのスタイルを理解した上で、可能な限り日本の皆様によりご希望のあったものをお作りできればと考えております。

 昨年からカスタムオーダーを進める中で、どうしてもシェイプやカラーについてのトラブルが発生しております。ジェフと毎回メールにて深いやり取りをしてきましたが、マッカラムのカスタムオーダーのスタイルが日本の皆様にフィットしないのではないかという考えから、8月&11月のカスタムオーダーは一旦保留とし、5月までのオーダーにてカスタムオーダーの受付を一旦ストップさせていただきます。先にご希望をいただいております方々のものに限りオーダーを進めて行かせていきたいと思います。同じボードが色々なお店に並ぶことのない、一本一本が特別なマッカラムです。ストックでの入荷にこれはというものがある場合は、それ自体もカスタム同様に他にない特別な一本ですので、是非そちらからセレクトしていただければと思います。ご理解のほど何卒よろしくお願い申しあげます。