最近、ピンダーのボードにご興味を持っていただくお客様も大幅に増えてきております。今回はサンディエゴでシェイプし、アレックスのラミネート、そしてラリー・クローのレジンワークで仕上がります。更にハワイから送るよりも送料が大幅に安くなることから上代設定もお得感が出てきそうな感じです。年内に順番に入荷して参りますので、お楽しみにどうぞ。カラーリングのセミカスタムご希望の方がいらっしゃいましたら、お早めにお願い致します。2019年の日本向けのシェイ方はすでに終わってしまっていますので、ストックボードは稀少性も高くなります。こちらもお見逃しなく!
前置きが長くなってしまいましたが、トッドのサンディエゴでのお話をどうぞ。
Aloha! 約2週間に渡るトッドのサンディエゴトリップも終わり、ハワイに戻っています。今日はトリップ後半の出来事を紹介します。
前半を紹介したニュースレターでもちらりとふれましたが、Bird’s Surf Shedを訪れた時にトッドが気になったボードがあるので、まず先にそちらをざざっと見てみましょう。
色々なボードがありましたが、1971年に作られたLis Fishを見られたことが特に良かったようです。
実はトッド、オリジナルのLis Fishを実際に見たことがありませんでした。2002年頃からLis Fishを作り始めたトッドですが、本や雑誌で読んだり、写真を見たりしてインスピレーションを得ていました。今回実際にオリジナルをさわることが出来て、自分のLis Fishが間違っていなかったと確信しました。さらに、Bird本人にトッドのLis Fishを、写真でですが見せたところ、”This Fish is correct.”とお墨付きをもらえたこともさらなる自信につながりました。
こちらは1982年のウイング付きLis Fish、ヴィーボトムになっています。トッドのLis Fishは、オリジナルのLis Fishのアウトラインを生かし、ヴィーボトムにすることでよりコントロールが可能です。
そして後半の目玉イベントは、ジョエルとトッシュのボード製作。ジョエルのアイディアで、1960年代に作られた2本のボードがインスピレーションとして用意されていました。
スクエアテールは、1965年に作られたHansenの9’10 Mike Doyle モデルで、ピンテールは60年代後半に作られた同じくHansenの9’4 The Hustlerです。
アウトラインを生かし、トッドのエッセンスを加えて生み出されたのが、”Golden Square”と”Master Pintail”の2本。POPEに続いて、ジョエルが名付けてくれました。
こちらはジョエルの2本。
Golden Square 9’10 x 22 x 3 1/8
Master Pintail 9’4 x 22 x 3 1/8
こちらはトッシュの2本。
Golden Square 9’4 x 22 x 3
つい最近ひじを骨折してしまったジョエル。このボードに乗るのは少し先になりそうです。早く良くなりますように。
フルスーツなど必要のないハワイで甘やかされているトッドですが、なかなかいいコンディションの中でサーフィンをする時間も取れたようで、大満足でした。