乗りたかったクラウスジョーンズですが、ストックが完売の状況で乗るのも心苦しく、しばらく封印しておりました。先日ストックが入荷しシグロは販売中ということもあり、2日ほど春に乗り込んでみました。
久しぶりのハルでしたが、程よいサイズの波ながらフェイスはまだ寄れており、あまりテンションが上がる感じではありません。街に待って乗った大きめのセット。テイクオフから惚れ上がり、バックサイドということもありグラブレールでフェイスにシャープなレールを入れながらボトムへおリターン。ミドルでフェイスが暑くなりプルアウト。テイクオフからのスピードにサプライズ。次のセットでは同じ感覚でのボトムターン後、ミドルの暑くなりセクションで一度レールを抜いてフェイスが張ってくるのを持ち、サイド惚れてきたところでボトムターン。。。のはずが、久しぶりでハルであることを体が覚え切っておらず、普通にターンをしようとして木っ端微塵に。。。涙 初日は、満足に感覚を戻すことができる前に、コンディションと人の数で終了。
翌日の午前中はミツベンのロケットフィッシュでサーフィン。フィッシュ系のツインフィンの乗り比べも色々試しているので、このお話は後日に。
翌夕、サイズはダウンするものの波数十分&ラインナップは知人2、3名のベストコンディション。かなりの本数乗り込むことができ、ハルの感覚が戻ってきました。全てバックサイドなので、膝と足首を使った柔らかい動きを使うことができず仕舞いではありましたが、逆にバックサイドの難しさを感じつつも、グラブレールで、そして低重心ベースで、カットバックは丁寧に繰り返し、感覚を戻すことが出来て収穫大。丸いボトムの利点を活かしつつ、このボードのパフォーマンスを楽しむ感覚は、通常のサーフボードの扱い方とは変えないといけないところはありますが、馴染んでみるとこれにしかないたまらない面白さがあるのも事実。やはり定期的に乗っておいた方が、感覚を和ずれずにいられるので良い感じでしょう。
昔、色々と乗り込んでいたハルですが、やはり自分の中では、クラウスジョーンズが究極のハル、ブライアンのファインラインは通好み、特にジービーはやんちゃで乗りこなした際の喜びは最高。扱いやすいものでしたらアンドレイニと、全て理由あっての弊店のラインナップ(取り扱いブランド)となっております。今度はジービーを乗り込んでみたくなってきました。
クラウスのボックス位置は元々かなり前位なっております。アンドレイニはボックス位置があまり前になっていないので、ボックスの一番前にしても春ライドのパフォーマンスを味わえますが、クラウスは一番前にしてしまうと貼ったフェイスで思いっきりアップダウンしたり大きなカットバックをする際にテールスライドして失速してしまいます。これ実体験ですし、ハルの「シェイパーに効いた際も効いたことがあるので、間違いないと思います。(上下動を大きく使いスウィングしないで乗っている分には問題ないかと思います)参考にしてください。