2/24/2024

Surfing * Feb9th, 16th & 17th***

 今週のお休みは厳冬期の甲斐駒ケ岳黒戸尾根へ行く予定でしたが、ご存じのとおり春のような天候から雨、そして雪の予報と不安定だったので早々と中止に。こういった時は雪の状態が悪く、雪崩のリスクも高いので無理は禁物ですね。さらに金曜が祝日だったこともあり、このお休みは東京で建設中の新居のソファーなどをチェックしに街へ。


 そんな休み明けの土曜日。ちょうど良いので2月に入ってからのサーフィンの日記をまとめてアップさせていただきます。

 2月9日、金曜。朝の特急で南房総入り。潮が動きだしのを待って、午後にビーチへ。サイズこそ小さいですが、予想通り地形に合わせて綺麗な波が割れ始めています。マッカラムの8’4”グライダーエッグのサイドフィンに、ツインキール・カッタウェイ・フィンをつけてみました。正しいツインフィンの位置に比べるとちょっと前になってしまいますが、長さがある分試す価値ありですね。
 テイクオフ後のボトムターンは波次第で浅めにしたり、深めにしたり。極小ながらも綺麗なフェイスをマッカラムのフローを生かして駆け抜けるのは、最高に気持ち良いです。そして時折良いセットではちょっとバックやリッピングも決められてツインフィンの面白さも少し味わえました。サイズがなくても形が良ければ、そして何より貸切のピークでたくさんの波に乗れたので、満足感いっぱいのラウンドになりました。


 2月16日、金曜日。この週はボードの受け渡しなどもあり、早朝にランクル7とループキャリアで海の家へ。急がず潮の良い時間を狙ってお気に入りのポイントへ。ついにワックスアップしたスキップフライとG&Sのダブルネーム、70年代のウィンター・Kと思われるシングルフィン。そして、マッカラムの5’10” L*7の日本を抱えて歩いていると、良い波のピーク走った顔ばかりで程よい人数ではあるものの、ロングボードが多く、今日のクイーバーではセットを取るのが難しそう。態度が良いこともあり、手前のピークにワンサイズ落ちるものの、キレキレの波が無人の中割れています。もちろんそちらのピークへパドルアウト。
 ドロップ気味のテイクオフから早い波のカールをキープして駆け抜ける。はたまたしっかりとボトムを使ったターンをした後、フェイスの良い位置でストール気味にアジャストし、掘れ始めるフェイスにセットして、ダウン・ザ・ラインをしたり、締めくくろのリッピングも時折メイク。細身でストレートなラインのビンテージ・シングルフィンに乗るには最高の波でした。こんな波に20本ほど乗ったところでL*7にチェンジ。

 マッカラムの5’10” L*7の方が幅もあり浮力と安定感満点な印象。ダックダイブは7’0”のフライのほうが楽な印象ですね。こちらもスタビリティーとドライブ&フローのヘルプもあり、最高に気持ちよく駆け抜けることができます。先ほどのスキップより高い位置から角度をとってのダウン・ザ・ラインといいう印象でしょうか。ただし、ある程度乗り込んできたところで、潮が少なくなりワイドにブレイクしてしまうようになってきたので、しばらく粘ったのですが、印象が悪くなる前にこの日のサーフィンは終了としました。




 2月17日、土曜日。この日はお昼前から東京で予定があるので、明るくなったと同時にサーフィン。ミツベンの8’0”マジックでパドルアウト。セットが入らないとフラットな海ですが、セットの波は極上のシェイプ。ヘッドディップを満喫の波が、自分だけのピークにセット毎に入ります。週末なのに誰も来ないので、なんだか寂しいラウンドでしたが。潮が変わると波が捕まえにくくなってきたり、その後はバンピーななみになったりでしたが、大満足の朝となりました。
Keep on Surfing!