5/18/2025

Memories *April Multi Pitch Climbing at Futago-yama***

 4月から色々と慌ただしい日々が続いたりしており、山行日記が全くの手付かずでした。少し時間がある間に(とはいってもまだまだ情報更新に追われておりますが。。。汗)サクッとアップしていきたいと思います。ご興味のある方はどうぞご覧ください。

 4月10日木曜日。昨年からお世話になっておりますAガイドと奥秩父にある二子山の中央稜に行ってまいりました。7ピッチほどのクライミングですが、毎回最初の出だしが一番手こずったりします。




 少し難しいセクションに入ると得てして視野が狭まり、とても小さなホールドやもう少しだけ手や足を伸ばせば届くホールドが見上なくなり、もどかしくなります。そんな時は一旦リラックスして色々な角度から眺めたり考えたりするとパズルの組み合わせのように答えが見えてくるものですね、




 確実な場面では、大きなムーブで効率良く登ったり、切れ落ちたところを攻める際は、確実なホールドを見出した後、思い切ったムーブも必要だったり。


 このルートの核心部。色々試して考えましたが、悩んだ挙句少し清正に考えてみると、答えは先行者のムーブにしっかりとあるものです。クラックの経験の少なさもありますが、クラック・サイズに合わせ時には体を使い這い上がれば、次のムーブは思いの外簡単だったりするんです。




 途中テラスでお昼をいただきしばしのリラックスタイム。後半へのエネルギーを補給し、先へ進みましょう。高度感はもはや麻痺している上に、だいぶクライミングの感覚も戻ってきた感じで、悩む箇所はあるもののだいぶ効率よく進めるようになってきました。と最後の2ピッチを前に雨模様に。。。これ以上強くならなければと祈りつつ、フリクションの聞く角度に意識を集中し、後ひと頑張りです。


 核心部が最後だったらかなり難しくなっていたかもしれませんが、最後はとても簡単なピッチなので、ウェットで岩の色もすっかり変わった中、ついに完登です。

 クライミング時の判断力や視野を広く持って先を考えることは、サーフィンの際の波の変化に合わせたラインどりにとても役立ちます。また、普段からコアをしっかり鍛えておくことでクライミングではもちろん、サーフィンでも同様に素晴らしい効果があります。

 最近は山での遭難も多く見受けられるようです。中には経験や体力不足によるものだったり、装備が整っていなかったりと、初歩的なミスが原因のものが多く見られます。サーフィンも山も怪我のないように、トレーニングやストレッチはしっかりとしつつ、それぞれの技量にあったコンディションで楽しみたいですね。
Keep Climbing & Keep Surfing!