12/11/2025

December/3&4/2025 * Dry Tooling 2 Days***


December 3&4/2025 * Dry Tooling 2 Days 1***

 昨年に続き、今年もお世話になっているAガイドのドライ・ツーリング講習会に参加してきました。松本近郊にある特別な岩場でのトップロープでの冬場のバリエーションルートのスキルアップのためのレッスンです。
 自分の場合、クライミング自体も常に取り組んでいるものではないため、このむずかしい岩場をアイスクライミング用のアイスアックスとアイスクランポンを装着してのクライミングは、結構難しいですね。
 
 初日は、ご一緒のMさんが所用で参加できなかったため、自分だけのパーソナルレッスン。そして二日目は、夏の槍ヶ岳西稜でご一緒させていただきリズムが合うことから、今後のガイド登山でご一緒する機会が多くなる予定の関西のMさんも合流。普段からクライミングをされているだけのこともあり、一本目からしっかり完登するところはさすがです。(右上の水色のジャケットがMさんの勇姿)







December 3&4/2025 * Dry Tooling 2 Days 1***

 二日目はMさんとお互いビレイをし合いつつ交互に登ります。初日にしっかりと前爪に立ち切れなかったりで、すでに腕が張っている中ですが、頑張りましょう。Aガイドが登ると簡単そうに見えるのですが、自分が登るとどうしても力が入ってしまい、フッキングがうまくできず苦戦。そうなると当然、視野が狭くなりより難しくなるという悪循環。
 それでもあることがきっかけで少し良い感触もあり、ステップアップはできてきたと好感触。


December 3&4/2025 * Dry Tooling 2 Days 1***
 まだまだ技術が劣る中、二日目の午後になるとすでに腕が限界にミカ付いてきました。それでも14時過ぎ、最後の一本にチャレンジします。そして最後はAガイドがビレイしつつアッセンダーで自分の横まで登ってきてくれた上で、細かく手解き。こうなっては最後までコンプリートするのが筋と自分も最後の力を振り絞りました。
 右下の画像では、右足を突っ張り身体を左側に押し付けるとこでホールドし、身体を少しずつずり上げ、そしてアックスを一段先に伸ばしていきます。このクラックのムーブを応用した身体の使い方、自分の中には全くないものだったので、目から鱗の最高のアドバイスでした。
 その後も基本に忠実な動きを丁寧に指示していただき、なんとか無事完登。「ご指導、ありがとうございます。」
 時折、雪がチラつく寒さの中でしたが、登ればたくさんの汗をかき、そしてたくさんのあざを足に作り、腕の力を使い果たしたこのドライ・ツーリング。間違いなくこの冬の山で役立つでしょう。その後約1週間、肩甲骨から腕、そして特に二の腕下側の筋肉痛が尋常ではありませんでした。。。汗
Keep Climbing!