少し前になりますが、11月28日(金曜)は朝ゆっくりの特急で南房総へ。車内では最近すっかり嵌まってしまっている時代小説を読み耽り、あっという間に最寄駅に到着。
午後の潮の良い時間を狙い海へ。サイズはしっかりあるものの、ダイレクトに入るスウェルがワイドな波になってしまい、波を選びつつ何本かメイクするもやはり最後はクローズアウト。それでもマッカラムの7’10”JMMDツインは、ゆとりのテイクオフからツインフィンの軽快なボトムターンからフェイスを駆け抜け、クローズ前に一瞬のクイックなカットバックから無理やりのリップが気持ちよく決まり好印象。その後も良い波がなかなかない中、サイズは一段下がるものの形が良さそうなピークへ移動。
それが大正解でした。レストにフェイスがどんどん出来てくる波で、レールサイドのボトム・コンベックスが気持ちよくスイングするようにアップ&ダウンさせてくれたり、シンプルにスピードに乗ってフェイスをかけたり、そしてカットバックやリップアクションもセンターに通ったシングルコンケーブが意のままに決めさせてくれる好感触。
後半は良い波にたくさん乗らせていただき、満足感いっぱいの中、海に一礼して海の家に戻りました。
11月29日(土曜)。今日は朝一サクッと入って早い時間の特急で東京に戻るつもりでしたが、時間を追うに連れ良い波が届くように。タイドを読みつつ当初の小ぶりなピークから移動してみると良い具合にフェイスを駆け抜けられそうなので、奥のピークに陣取り良いセットを待ってテイクオフ。ホビーのフィル・エドワーズ・ハンドシェイプの一本は、レトロデザインのロングボードにしてはしっかりスピードも得られるので、ドロップ気味になったりもするテイクオフから、浅めのボトムターンでフェイスのベストポジションに入り、一瞬の小さなポケットやヘッドディップを楽しませてくれます。
気がつけば、電車の時間はすっかり過ぎてしまい、普通列車と快速を乗り継ぎ、時間ギリギリにショップに到着することができました。
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