4月22日水曜日はお休みをいただき、毎年行楽シーズン前に行っております妙義山の登山道点検整備に参加して参りました。
十数年前、北アルプスの西穂高岳からジャンダルムを超え奥穂高岳への難路に挑むために、そのトレーニングとして通い始めた妙義山。繰り返し登ることで自分自身の経験を積み重ね多少ながら技量も向上することができ、その後いろいろな難しいルートに挑むことができるようになりました。そして気がつけばトレーニングといいつつお世話になった妙義山自体の奥の深さとその魅力にも魅せられるようになり、不思議な魅力いっぱいの常宿「東雲館」の主人で、山岳会の会長でもある中島氏の勧めもあり、妙義山岳会の末席を汚させていただくことになりました。
普段の活動に全く参加することができないこともあり、山に恩返しをするべく、年二回行われる妙義山の登山道点検整備にだけは、微力ながら参加させていただいております。
自分は山岳会の若き実力者のKさんをリーダーとする班で、中間道からタルワキ沢に入ります。タルワキ沢はもちろん上級コースで、落石や滑落の危険を伴うコースではありますが、相馬岳へ登る登山道の中では、一番鎖場の数が少ないこともあり多くの方が登るルートです。そんなこともあり、ここでは道を間違うことがないようマークを見やすいように上塗りしはっきりとさせたり、鎖の点検、倒木や危険な石の除去なども各自行います。
ここ数回の過去の点検整備は雨混じりの中だったりでしたが、今回は晴れベースの良い天気の中で、相馬岳山頂での昼食の際は、素晴らしい景色が堪能できました。また、ちょうど消防の航空隊がすぐ近くの山で救助の訓練をしており、同隊所属で今回ご一緒の方に、訓練方法やレリコプターの特徴についてライブでご指導いただけました。その後上空を通過していくというサプライズもあり素晴らしい昼食タイムとなりました。
ビジターセンターから中間道に入り、タルワキ沢を登り相馬岳へ。そこからバラ尾根にな入ります。タルワキ沢から相馬岳、そしてバラ尾根の点検整備をしっかりと進め、途中、今年に入りご遺体が発見された方が滑落されたと思われる付近にリーダーのKさんが献花をし、メンバー全員で黙祷させて頂きました。
そして堀切で中之岳コースのメンバーと一旦合流、そして順番に大人場から金鶏橋へ下り14時頃ビジターセンターに到着。無事任務を完了いたしました。
妙義山はハイキングコースの中間道(関東ふれあいの道)ですら、なかなか手応えのあるコースだと思います。白雲山〜バラ尾根〜金洞山(中乃岳)のいわゆる表妙義縦走のコースは上級者コースというよりも、現在はクライミング装備必須とされるバリエーションルートとして、認知されております。妙義山は表も裏もどこもが、とても達成感のある素晴らしい山です。ぜひ安全に留意し、十分な装備と経験の上で、楽しんでいただければと思います。
自分は東雲館で夕方から山岳会の総会に参加し、もう一泊して翌日、クライミング装備の上、登山道を再確認するつもりで白雲山の方を回ってみるつもりです。本来は縦走予定でしたが、午後からの天候が雨のようなので、無理せず予定を変更です。