カリフォルニアより一昨日無事戻りました。一週間お休みを頂きご迷惑をおかけ致しましたが、おかげさまで中身の濃い充実したトリップをする事ができました。
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マッカラムのサーフボード・ファクトリーでは、毎日忙しく作業が進んでおり、各自使える場所がバッティングしないよう、日によっては早朝から夜遅くまで稼働している。時には朝5時に作業をはじめる早朝から働くジョシュ。9時には出社しファクトリーが機能的に稼働できるように管理し、外が暗くなるまでシェイプに励むジェフ。ホットコートや仕上げ作業で時には夜9時、10時まで頑張っているポール。アレックスのグラッシングはもはや名人芸。今やマッカラムの工場はカリフォルニアでトップクラスのクオリティーを誇るすばらし工場になっている。
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2回だけあったサーフィンのチャンスも天候が悪く、結局今回はノーサーフ。ただし、その分だけ肩の状態は多少なりとも良くなった様子だし、より多くの打ち合わせをする事ができた。
ジェフとは、親交をより深める事はもちろんだが、新たな日本限定モデルの企画、来年夏頃までの日本向けのシェイプ予定、更には今後の取り組みについても多岐に渡り深い話をする事ができた。カリフォルニアでももの凄い勢いでファンを増やし続けるジェフ。今や多くのプロサーファーがプライベートなセッションでマッカラムに乗っている上、ブリクストンのオーナー達に新しいボード渡しにオフィスに行った際には、デザイナーやクリエイターからも絶賛の声をかけられていた。つまりはフリーサーフで楽しめる性能と見た目でのデザイン性のどちらも素晴らしいという事になるのではないだろうか。
今回ジョシュの家にも滞在する事ができたため、彼の求めるスタイルや好みのボード、今後どのようにシェイプに取り組んでいきたいか、来年の日本向けのシェイピング・プラン、日本向けの限定モデルの開発などなど、じっくりと話す機会を持てたのが嬉しかった。ジョシュのシェイプに対する理論やスタイルは自分が思っている以上に熱く素晴らしいもので、今後が更に期待できる逸材である事は間違いないだろう。
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