12/10/2013

stolen from @mccallumsurfboards *can't do this in the garage***

 最近入荷するボードの中には、両面同色のカラーでレールのみ違ったカラーリングがされているボードが見受けられる。ちょっと見た感じでは特別なものであるとは思わない方も多いかもしれない。ただし、ジェフ本人がインスタグラムでも説明している様に、簡単に出来るものではない。

You can’t do this in your garage part II. Resin Tint Rail Cap. By @superwolf
stolen from @mccallumsurfboards
レジン・ティント・レール・キャップ。つまり通常のラミネイトしたボードに、レール部分のみ違ったカラーを後付けする方法で、とても手の込んだ職人技でありアレックス・ビララボスの様な超一流のラミネーターにしか表現出来ないものなのである。

いかに多くのオプションでこのボードが仕上げられているのか列記してみると、アイス・ホワイト・トップ&ボトム、グロス&ウェットサンド・フィニッシュ、ブラウン・ティント・レール・キャップ(この部分のみポリッシュ)、ライトブルー・レジンピンライン(しかもデッキ&ボトム両サイド)、センター・ショート・ボックス&フューチャー・サイド・フィンプラグという具合になる。



更にこちらになるとスモーク・グレー・ティント・トップ&ボトム、リッチ・ゴールド・カラード・ホットコート、グロス&ポリッシュ(両面)、スレート・ブルー・レール・キャップ(この部分のみサンディング)、ホワイト・レジンピンライン(もちろんデッキ&ボトム両サイド)、フューチャー・クワッド。
 マッカラムらしさ溢れる特徴あるシェイプに、ジェフのアイデアとアレックスの技術でしか表現出来ない特別なカラーリングを施すことで、サーフボードというものに本来の目的に更なる付加価値を与えている気がしてしまう。今も少しだけ時間があったので、このボードをラックに置いてじっくりと眺めながらこのブログを書いてみたりしているところだ。