3/22/2017

Josh Oldenburg Fluid Design***

 ユーズドの大量入荷&ソールドラッシュが少し落ち着き、北アルプスで精神修行(?!)&リフレッシュもさせていただいたので、少しずつ弊店の取り扱うブランドやモデルについてのお話しも再開できそうです。


 ジョシュ・オルデンバーグ。サンディエゴから30分ほど内陸にフリーウェイを走り、山間部に入り始めた街アルパインに居を構える30代のまだ若いボードビルダー。かつてはジェフ・マッカラムの元でスタッフとして働きながら、シェイパーとして最も大切なスタイルを学んだ。現在シェイプは週に3日間ほどに限定中。とは言っても休みを考えると週の半分以上はシェイプに専念。常にバックオーダーを10本程度抱えるベストなペースで、流線型の美しいボードを100%ハンド・シェイプで作り続けています。そして近い将来、週5日間のシェイプであってもバックオーダーが増え続けるようになる日を目指し、日々頑張っている本物のクラフトマンです。一昨年前、自宅付近に自分専用のサーフボード工房を作ったのが本気の証拠ですね。

センスあふれる最高にスムースな流線型デザインを削り出します


テンプレートでアウトラインを引き

余分なフォームを切り落とし


二つのプレーナーを使い分けながら

削り


整え


削り

整え

仕上げていきます

"Shaped by Josh Oldenburg"

このボードは自分で仕上げることに
(現在、ジェフの工場でのグラッシングがメインです)

 サンディエゴでも大量生産ではなくカスタムオーダーをメインに限られたショップにストックボードを並べているため、まだまだ市場に溢れるようなブランドではありません。ただし、日米共にユーザー様からの評価がとても高いのはボードの性能が良い証拠。昨秋トリップで伺った青森ではグレのオーナー三浦氏もジョシュのボードを愛用していることもあり、常連様にも大人気のようです。そしてもちろんサンディエゴでも、アロハ・ビーチ・クラブのカハナ&ビリーを始め、日本の某ウェットメーカーの女性ライダーアンナさんもジョシュのボードでとてもスムースなライディングをしています。インスタグラムでチェックするとボードが良く写っていますよ。過大な宣伝や営業をしなくても、本物のサーファー達が気に入って乗っていることで、そこからユーザーが広かっていくという、シンプル且つリアリティーのあるブランド。それが、JOSH OLDENBURG FLUID DESIGN。です。



良いシェイパーはみんな料理も得意?!

次回のトリップが待ち遠しい今日この頃です。