お世話になっているクワトロスポーツさんが、トゥルーピー新車の納車や点検整備に追われ椅子がしく、今週もランクルが車検から戻ってこないため、木曜ショップを閉めた後、特急で南房総へ。列車内ではサラダとアルコールをいただきながらじっくり読書タイム。冲方丁の「光圀伝」再読ですが、本当に面白い。ご興味のある方、黄門様の本当の素晴らしさに是非触れて見てください。
金曜は潮とうねりのバランスから、ゆっくりと出発。Mitsven 7'8" Fish Simmonsの深いコンケーブとKlaus Jones 7'2" Jimmy Gamboaのまん丸コンベックスに違いを同じ波で乗り比べをして見ました。
匠ボブのフィッシュシモンズは、オリジナルの面白さを活かしつつもよりユーザーフレンドリーな扱いやすさを持ち合わせた絶妙のシェイプ。アウトラインやレールの綺麗なカーブが生み出すとても素直な動きとコンケーブが生み出すスピードが気持ち良いボードです。トライフィン も良いですが、ツインベースでセンターにスタビライザーがついたセッティングの方がターンの入り方が自分の好みですね。
クラウスのハルはノーズが引っかかるギリギリのところからボートが走り出すようなテイクオフ。そしてボトムに向かい水を掻き分け一気にフルスピードになり、スピードボートやスプーン(ベロ)を操っているかの気分でボードを傾けレールを入れればターンしつつそのままフェイスをかけ向けてくれます。フィンの位置とボトム形状を理解して乗り方をアジャストしてあげれば、面白い乗り物です。
結局5時間、思いっきり日に焼けすぎたとこにも気付かずサーフィンしてしまいました。フィッシュシモンズ〜ハル〜フィッシュシモンズと乗り換えましたが、ハルから通常のコンケーブボードに乗り換える時、ちょっと違和感が。。。おそらくターンする際の軸の置き方に違いがあるため、その切り替えが最初の2本ほどできなかったことが原因。次回からは即アジャストできそうです。
土曜は早朝からサーフィン。今日の気分はマッカラムのクワッド。そしてアレックスのストライプが綺麗なこちらの2本。McCallum 5'0" L*7 & 7'4" Mini Mac D。
サイズはさておき昨日より力があって良い波なので、早速ミニボードでパドルアウト。テイクオフからボトムターンすればマッカラムらしいドライブ&フローが気持ちよく、またクワッドでこの長さなので、ターンも超軽快。数本墓あり良い思いをしましたが、土曜なので徐々に人も増え競争率が高くなってきたため、早めに長いボードにチェンジ。
ボリュームがあり浮力満点であり、また細身でパドルスピードが速いので、5’0”からの乗り換えでは驚くほどのテイクオフ性能。またしっかりボトムを使ったターン後のドライブ&フローが強烈で、L*7では抜けきれなかったセクションも難なく繋いでくれます。一本立ち位置が前過ぎて後ろ足がベストポジションに届かなかった際はターンが重く鈍いものになってしまいましたが、基本良い位置に足があればターンも気持ちよく、サイズを問わず楽しめる最高のボードですね。
この日も休憩を入れて6時間程度入るつもりでしたが、昨日の疲れが取れず、また波も思ったほどではなく上げ潮で今ひとつになってしまったので、少し早めに上がることにしました。充実の二日間で4本のボードの性能をじっくり感じ取ることができました。
Keep on Surfin'!