情けないことに脚部の筋肉痛がなかなか治らず、金曜日のお休みは、梅雨入り前に海の家に風を通しておきたく、また業販の納品(我が家引き取り)があったので、のんびり出発。そして午後用事を済ませてから最寄りのビーチへ。
ストリンガーのカーブが綺麗なホットカール。転換期のボードなので、ボトムは丸みのあるロール。ボックスが現行のものに変えられていたものなので、オリジナルでないのは残念ですが、かえって色々なフィンで乗れて便利。色やけも傷跡も今では味わいの豊かな魅力になっていますね。
こんなボードに乗れば、いつも以上にコアと低重心を意識し、一つ一つの動きをより丁寧にする必要があるので、こうしたコンディションの日にもとても良い練習になります。作られてすでに50年以上の歳月がたったビンテージと呼ばれるサーフボードも、未だこうして楽しむことができ、現代のボードとの違いもしっかりと感じ取れるのが良いところ。
こうして1968年頃にカリフォルニアで作られたロングボードでサーフィンをしていると、梅雨入り前の爽やかな日差しとカラッとした穏やかな風が、ふと50年前のカリフォルニアで波待ちしているかのように錯覚させてくれるのが面白いですね。
Keep Surfing***