マッカラムより届いておりましたラリー・クロー。サンディエゴではサーフインダストリーでもレジェンダリー・パーソンとして尊敬されている静かな方ですが、マイク・ヒンソンらの若かりし頃から同じファクトリーで働いていたりしており、実際にロングボード全盛期から現在までの変化を知っている貴重な存在です。もう随分前になってしまいますが、ジェフ・マッカラムの結婚式の際も興味深い話を聞かせていただいた覚えがあります。
そんな彼が自分のために追求し、自分好みのボードデザインを確立。そして自分用だけにとどまらず、知人や友人にも頼まれればシェイプして来ました。そんなボードにジェフ・マッカラムも刺激を受けたのも事実。そして、今少量ですが、そんなラリー・クローのサーフボードを弊店でのみ販売しております。
ノーズから全体に入ったエッジ、そしてノーズのボトムからテールヘ向けしっかりと施されるコンケーブは、フィン位置でダブルバレルに。こうした結果ノーズ上部はビーク、ボトム側は船底のような個性的なデザインに。リラックススタイルで、そしてクローズスタンスでボードのどこにいてもトリムできるデザイン。ただし、結果としてマニューバー性も高く、シングルフィンとは思えない縦の動きもできるところがこのボードのポテンシャルの凄さなんです。
入荷して画像準備をするまでもなく、ご来店のお客様がご購入くださいました。次回入荷までお楽しみにどうぞ。
