10/26/2009

from Jeff McCallum *riding Spoon at Big Rock*

 先週の金曜、ラホヤに良いうねりが届いたらしい。
一番に送られてきたのは上の画像だ。

 急激に地形が浅くなるため、その地形に合わせて規則的にブレイクするラホヤのリーフポイントのひとつ。
その名前の由来はブレイクのインサイドにサーファーたちを威圧するかのように顔を見せる荒々しい大きな岩からだ。

 サイズこそ極端に大きなものではないが(自分ではなくもちろんジェフにとってはという話だが。。。笑)、叩きつけられたように真っ白なスープが炸裂するところから波のパワーを感じ取れる。
そのバレルの奥深くに姿を見せているジェフが、自らシェイプしたスプーンに膝を付き片手ではレールをグラブしフェイスに食いついたレールをコントロール、そしてもう一方の手をフェイスに差し込んでスピードをコントロールしながらギリギリのポジションをキープしている様子がよくわかる。

 テイクオフでワイプアウトしようものなら岩の餌食になるかもしれないうえ、もちろんリーシュなどなしなのでボードは見るも無残な姿になってしまうだろう。。。
 度胸と技量、見極めと瞬時の判断力など、常日頃から己を磨いているもの達だけがラインナップできる特別なポイント。
ここにどうしてもラインナップしたいとは思わないが、この画像をしばらく眺めてみて、「何事に対しても今よりもあと少しだけ努力を惜しまないでいたい」となぜだた思ってしまう。。。

 p.s. 上の画像でカメラマンがいるのを確認できると思うが、その彼が撮った画像も今朝届いている。こちらも明日アップしたいと思うので、お楽しみに!