サーフィン3日目も形の良いブレイクのポイントへ。潮が大きく動くため朝は少しのんびりとしてから出発。小波ではないもののまだオーバーヘッドとはいかないコンディションなので、今日は長めのボードをセレクトし出発。
午前の部は Andreini 8'8" Serena Edge Board 。長いウェイティングで届くセットの波は思ったよりもサイズがあり、テイクオフからボトムへしっかりと降りることができるためライトウェイトなボードが浮き上がるような独特の感覚で滑り出し、ボトムターンはしっかりとコンケーブが水を捕まえてくれるので思ったラインに綺麗なカーブを描いてくれます。しっかりと幅のある綺麗なフェイスを上下いっぱいに使い幾度も気持ち良くターンを繰り返す感覚が堪りません。またボトムターンの後はリラックス・スタイルでトリムしながらインサイドのセクションでヘッドディップや極小のちょっとバレルを狙ったり。潮が引き波質が落ちるまでたっぷりとエッジボードの性能を感じ取ることができました。ストレートなラインを走る時はハルライクな感覚があり、ターン時はエッジ内のシングル〜ダブルのコンケーブとレール&エッジが効き、また細身のスピードフィンの効果もありとても軽くてそれでいてスムースなターンをしてくれる、一本で2度美味しいボードです。
午前中すっかり身体が冷えてしまったので、一旦家に戻りお風呂で読書しながら暖まり、お昼を食べてひと段落。アミノ酸を補給して再度出発。
今度は Mitsven 9'0" Swish をチョイス。ピークは知った顔が揃っており午後は和気藹々な雰囲気で波をシェア。美味しいセットを捕まえるとボトムターンした後、早い波ではフェイスに合わせてセットしフルスピードでダウンザラインしたり、午前中と同じように気持ち良いターンを繰り返したり、トリムしてインサイドのセクションを満喫。ちょっとだけですが小ぶりなチューブになった際、手を思いっきりフェイスに入れてストールさせながら被りに行ってみたら、海友が丁度ライディングをインサイドで見てくれており、「今完璧に入ってたよ!」と嬉しい一言。匠ボブの綺麗なシェイプはそのまま乗り味に繋がり、パドル時からスピードに乗りやすく、結果テイクオ後の初速からスピードに素直に乗って走り出してくれる印象。またシングルフィンを感じさせないほどイージーでスムースなターンをしてくれるのはまさに匠のマジックなのでしょう。しっかりと良い時間に良い波に乗らせていただいたので、人が少し増えてきたところで早めに波を譲らせていただきます。翌日は土曜なので人も増えそうですが、波もありそうなので午前中はサーフィンをしてお店に向かうことに。