4/01/2021

Surfing *Mitsven 5'8" Fish-tail Mini Simmons***

 潮の影響もあってか、波は十分にあるものの、セットはワイドなクローズアウト。ピークも定まらず、走ることができるフェイスを見つけ出すのは至難の業。こんな時は、テイクオフ重視のビギナーの子の方が楽しそうで羨ましい。諦め切れずフェイスを探すも、波に乗れない時間が過ぎていく。ついに諦め、大きなセットに乗ってボトムへ降り、その後はスープライド。乗ってみればそれなりに面白かったりする。

 今日はこんなものかと諦め始めた頃、傾いた日差しの角度が深くなるにつれ、少なかったサーファーが順番に海から上がって行く。そんな中、ふと乗ったセットが乗った一本がなんだか好感触。ボトムターン後長いフェイスのパワースポットをキープしながら駆け抜けるのが気持ち良い。その後はライトにレフトに綺麗なセットが入るようになり、日没前の至福のときを満喫させて頂いた。




 トレンドに流されるのではなく、トレンドからスタンダードへ。フィッシュ、ハル、グライダー、ノーズライダー、フィッシュ・シモンズなどなど。全てが自分にとってスタンダードであり、手放せないクイーバーになっている。ミニシモンズも同様。鉄板のミニシモンズはミツベン、クワッドはマッカラム、そして変化球としてのアークテールやウィング入りのクワッド・シモンズなど匠ボブのアレンジには脱帽。そしてこのフィッシュテール版ミニシモンズもまた違ったアプローチの魅力満点のボードで、自分にとって手放せない一本になっている。


"Keep Surfin'!"