いよいよ今日が実質的な最終日。朝ジョシュにミツベンの工房まで送ってもらい、お礼の気持ちを伝えお別れです。ジョシュとはおそらくこの秋日本で再会できる予定なので、皆様もお楽しみにどうぞ。ボブのところでオーダーカードを確認したり、ストック分のオーダーシートを作り上げたり、することは幾らでもあります。ランチ後はストック分のシェイプド・ブランクスをジェフの工場へ運び、ここでジェフとも最終の確認やデポジット、フィン代を支払い今回はお別れです。6月にヨセミテにジェフの兄たちとキャンプに行く予定があるので、おそらくその時に再会となります。一旦ミツベンの工房へ戻り、最終確認を済ませボブの運転で今晩お世話になるリックのお宅に。
ミツベン 創業当初からボブとリック二人の手でボードを作り上げてきたこともあり、二人の絆は想像を超える深さです。サーフボード工場を大きくしていた時期もありましたが、現在ボブはシェイプ、リックはインボイスやフィン作りに専念。ナイフ・クラフトマンとして認められた地位を持つリックだけに、ウッド製のフィン作りはお手の物なのでしょう。丁寧な流れるような動きで常に素晴らしいクオリティーのフィンを作り上げています。
ナイフもバックオーダーが溜まっているので、夜や週末はナイフ作りを楽しみながら過ごしているそうです。一本8万円から10万円はするオリジナルデザイン、ハンドクラフトでハイクオリティーなナイフ。日本ではなかなか出番はないですが、こちらではみんなパンツのポケットに付けているんですよね。スタイルがありますね。